夢を追い続ける力 フォルモサ・サーカス・アート

:::

2017 / 11月

文・許容榕 写真・FOCAフォルモサ・サーカス・アート 翻訳・笹岡 敦子


FOCAフォルモサ・サーカス・アートを取材した日、台北の気温は37度。FOCAのスタジオは社子島にある130坪のトタンの建物である。エアコンはない。若者たちが上半身裸の短パン姿で、汗だくになって練習している。団長の林智偉は唯一、上半身も服を着ているが、私は背中が汗ぐっしょりだった。団長は外で話そうと言い、FOCAのこれまでを語ってくれた。


FOCAの前身は「ミックス・アクロバティック・シアター」である。FOCAは多彩な分野からメンバーが集まっている。アクロバット、大道芸、舞踊、演劇、ストリートダンス等を融合したパフォーマンスで、世界中を巡る。カンボジア、ベトナム、中国、デンマーク、フランス、ドイツでも公演している。8月にはフランス・アビニョンから帰ってきたばかりで、9月にはユニバーシアードの閉会式でのパフォーマンスが続く。

熱い思いだけで設立

ひとり親家庭で育った林智偉は、母の負担を減らそうと、10歳で家を出て復興劇芸実験学校(劇校)に入り、必死でアクロバットを練習し、後に台北体育学院に入学する。その間、先輩に連れられて仕事を引き受けては稼いでいた。紙風車劇団にも出演し、クラウドゲイトの契約ダンサーにもなった。紙風車の公演では宙返りができると得をして、いつも一番拍手がもらえるのに、劇団では永遠に端役でしかなかった。「なぜ他人に花を添えるばかりなんだろう。アクロバットは主役になれないのか?」と思うのだった。

昔は劇校を出たら、遊園地での大道芸、子供祭のパレードか、スタントマンが相場だった。林も例に漏れない。「スゴイと拍手してくれても、ピエロだと言われては胸が砕け、控室ももらえませんでした」スタントマンはパフォーマーやアーティストとは見られないのが悔しかった。2011年、分野が異なる仲間数人と「ミックス・アクロバティック・シアター」を創設した。

熱血だけが頼りの創設だった。2012年、大学生だった彼等は、怖いもの知らずで中山堂で初公演「初衣十舞」を行なった。自信満々だったのに、興業は百万を超える負債を残した。しかし、それが世界へ羽ばたくきっかけになったのだった。フランスのサーカス・キュレーターが見ていたのである。「ミックス」は翌年3月のフランス・オベルネ芸術祭(Festival Pisteurs d'Etoiles 2013 in Obernai)での公演に招かれた。「詐欺ではないか」と疑ったが、翌年本当に招請が来た。知名度は大きく上がった。

有名になると、パフォーマンスの機会が増えた。だがメンバーは多忙で、友人に頼んで数合わせすることもあり、質が一定しなかった。「看板と中身が一致しないのはまずい。すぐに目が覚めました」そのうえ、パフォーマンスの収入が安定しないのが、この業界の痛いところである。「食べていけないなら、一緒に創造したり夢を追ったりできるはずがない」2014年、FOCAは狂気の策に出る。「月給制」だった。

メンバーが安心できるように

台湾で団員に月給を出せる団体は数えるほどしかない。FOCAは基本給を最低2.5万元とし、出演1回ごとに2000~3000元加算する。ひと月4~5万になる。

副団長の陳冠廷は演出担当で振付をする。帽子のジャグリングを得意とし、台湾で一、二を争う熟練者である。米国で行われたジャグリングの世界大会「International Jugglers Association Competition」では準優勝した。「月給はありがたいです。これで創作に取り組めます」という。兵役を終えたとき、悩んだ。実家は旋盤加工を営み、父から手伝ってほしいと言われていた。一度は悩んだものの、夢を追う決心をした。

ストリートダンスが得意な黄超銘は、家が経済的に恵まれず、一時はいくつも副業をしていた。実況主もジムのインストラクターもした。「月給で本当に助かります」と話す。安定した収入のおかげで、稼ぐためにきりきり舞いしなくて済む。どん底だったとき、祖父は高齢99歳、父は寝たきりだった。このまま続けていくべきか、踏み切れずにいた。ところが12歳上の兄は責任を一手に背負い、「家には俺がいるから」と言った。ようやく夢を追う決心がついたのだった。

朝から晩まで家族のように

FOCAには「有名人」もいる。宋佳政は2011年『中国達人ショー(China's Got Talent)』でディアボロのスターになり、2012年には国際サーカスフェスティバル「ヤングステージ」でチャンピオンに輝いた。スイス・サーカスに招かれ出演し、ドイツでも公演している。「うまく行き過ぎて、後のギャップが大きくなりすぎました」スポットライトが去ると、一時は順応できずに苦しんだ。FOCAの仲間が腕を貸してくれたおかげで、毎日一緒に過ごし、同士の情も生まれた。「皆がいなかったら、今の私はいません」

FOCAのメンバーは平均年齢30歳未満である。練習は辛いが、和気藹々である。徐岳緯はFOCAの空気が好きだという。国立台湾戯曲学院出身の徐は「FOCAではなんでも話し合っていいんです」という。FOCAでは達成感もある。「頑張っただけ得るものがあり、世界の舞台に立てるんです」と笑う。

趙偉辰が前にいたのはダンスグループだった。得意はシルホイールである。趙もFOCAが特別だと感じている。学ぶつもりで加わったとはにかむ。「まだ入って一年、まだ契約は続けますよ」羅元陽はクラブ(こん棒)が得意である。いたずらそうな顔で大好きなサーカスを語る。「若い時にチャレンジしないで、いつするんでしょう。目標は台湾一です」

世界一流のアーティストと競い合う

郭璟徳はミックス・アクロバティック・シアターだった時分からのメンバーである。武術が専門だったが、台北体育大学在学中に駐車場でバク転している人を見かけ、「バク転して安全に着地できるなんて、スゴイ!」と加わった。サーカスアート出身ではないから、他のメンバーより劣ると思いながら、FOCAに居場所を見つけ、ボールを練習してクラウンになった。

サーカスへの情熱が、彼らを固く繋ぐ。だが、アートグループが台湾で生きていくことは難しい。「資金」はいつも最大の難題である。団員の月給、出演手当、練習場の家賃7万元、それに事務などの固定費で、月40万元を超え、今も赤字である。今年はアヴィニョン行きで40万元足が出た。過去の海外公演もほぼ赤字である。

なぜ赤字でも海外公演に行くのか。林はおどけて言う。「ハーバードに合格したら、母親は借金してでも行かせるでしょ」彼らにとってアヴィニョンは「ハーバード」である。そして、海外で視野を広げ、世界一流のアーティストと交流する機会が生まれるのである。

サーカスの夢プロジェクト

結成7年、毎年百回を超えるパフォーマンスを続け、「オーレの不思議な旅(O'le)」「一瞬の光(How Long Is Now?)」といった大規模なプロデュース6作もある。商業公演とアートパフォーマンスのバランスをとっていくことが、今後の目標である。FOCAが育つとともに、林智偉はメンバーと次の一歩を考えている。2020年には「サーカス・ドリームプロジェクト」を始める計画だ。自身の教育系統でサーカス教室を設立する。団員の今後を考えてのことでもあり、FOCAの経営持続も可能にする。

林智偉は「FOCAは金持ちだという人がいますが、7年前はゼロから始まったことには気が付かないのです。練習場もなく、衣装もなく、暗闇を模索して、一歩ずつ歩いてきたんです」

インタビューが一段落すると、林智偉は傍の電話を取った。出演の話らしい。写真を撮りますと声をかけると、ゆっくり歩いてきた。8人がピラミッドを組んだが、林だけ服を着ている。「ダメです。今は練習してないから」という。笑い声が広がった。メンバーは上へ上へと立ち上がり、林智偉が中央に立った。横のメンバーが彼の腕を引き、続いて一人ひとり着地した。

サーカスへの情熱が、彼らを固く繋ぐ。私は、照れ屋の黄冠栄を思い出した。舞踊科出身の彼は無口だが、FOCAでは共通の目標があると話してくれた。「ピラミッドが力を合わせてできあがるように、一つの動作を数千数万回練習して、安心して自分を相手に任せるのです」

きっと、こうして互いに団結して、互いを支え合ってきたのだろう。

関連文章

近期文章

繁體 EN

FOCA福爾摩沙馬戲團

讓夢想起飛的大男孩

文‧許容榕 圖‧FOCA福爾摩沙馬戲團提供

採訪FOCA福爾摩沙馬戲團這一天,是炎炎夏日的午後,台北氣溫37度。FOCA工作室位於社子島,是一間佔地130坪的挑高鐵皮屋,屋內沒有冷氣,一群大男孩打赤膊、穿短褲,揮汗練習中。團長林智偉是唯一穿著上衣的人,我則汗流浹背,他提議到外頭聊聊,開始侃侃而談FOCA一路走來的心路歷程。

 


FOCA的前身是「Mix舞動劇坊」,「Mix」是混合的意思。FOCA的特色就是「跨界」,他們的成員來自不同領域,表演融合特技、雜耍、舞蹈、戲劇、街舞等元素,演出足跡遍及世界,包括柬埔寨、越南、中國,也到丹麥、法國、德國等地表演。八月他們剛從法國亞維儂回來,九月就受邀到世大運閉幕演出。

創團全憑一股熱血

來自單親家庭的林智偉,幼時為了減輕母親負擔,10歲便離家念復興劇校,苦練特技,後來到台北體院唸書。這段時間,他跟隨學長腳步,到處接案賺錢。曾在紙風車劇團演出,也在雲門舞集當約聘舞者。他隨紙風車演出時,發現會翻跟斗很吃香,總是獲得最大掌聲,但特技在劇團裡永遠是配角,他心想:「為什麼我們要永遠給別人加分?為什麼特技不能當主角?」

林智偉解釋,早年劇校畢業,出路不外乎去遊樂園、民俗村賣藝,到童玩節踩街遊行,或是當替身拍廣告,他也不例外,「別人鼓掌好厲害,但說你是賣笑的,胸口碎大石,出去沒有休息室。」特技演員從不被當作表演者、藝術家看待,他心有不甘。2011年,他和幾位來自不同領域、志同道合的夥伴創立「Mix舞動劇坊」。

林志偉回憶,當年創團全憑一股熱血,2012年還是大學生的他們,以出生之犢不畏虎的精神,在中山堂辦了第一場公演「初衣十舞」。他信心滿滿,豈料演完卻負債百萬。不過這次演出成為他們走向世界的關鍵,當天台下剛好有來自法國的馬戲策展人,對方邀請Mix隔年三月到法國 Obernai 藝術節演出,他心想「是騙人的吧?」豈料隔年邀約真的來,他們應邀前往,從此知名度大開。

讓團員無後顧之憂

名氣大開後,表演機會增加了,但團員忙不過來,有時找朋友幫忙湊數,但品質參差不齊,林智偉驚覺不能再這樣下去:「我們不能掛羊頭賣狗肉,一兩次我就醒了。」再者,表演工作收入不穩定、流動率高,一直是這一行的硬傷,林智偉認為:「如果演員連生存都沒辦法,他怎麼可能跟你去創作、做夢想的事情?」2014年,FOCA做了一件眾人皆稱瘋狂的事──提供演員「月薪制」。

在台灣,能夠提供團員月薪的團體屈指可數,FOCA提供的底薪最低2.5萬,演出加給一場2、3000元,月領4、5萬不等。多位團員表示,月薪制讓他們沒有後顧之憂,不怕養不活自己。但在追逐夢想的道路上,他們不是沒有掙扎過。

副團長陳冠廷擔任秀導負責編舞,他擅長玩帽子,在台灣是數一數二的高手,曾獲得美國IJA世界雜耍比賽亞軍。他說:「月薪對我們來說是很好的一件事,可以認真投入創作。」他退伍後曾面臨兩難,家裡做車床加工,父親想要他回家幫忙,他一度猶豫,但仍決定繼續追夢。在FOCA多年,他說和不同領域的人合作,大家專長不同,不會只侷限在自己的範圍:「每個人都是彼此的老師。」

擅長街舞的黃超銘,家中經濟負擔重,他一度身兼多職,當直播主也在健身中心教課。他坦言:「月薪幫助非常大!」有了這份穩定收入,他至少不用汲汲營營忙賺錢。在人生最低潮時,爺爺高齡99歲、爸爸植物人,他反覆思考要不要繼續走下去,但大他12歲的哥哥一肩扛起責任,對他說:「家裡還有我在。」他才下定決心逐夢:「我現在是一個專業演員,我知道一定有未來,但不知道是什麼樣子,所以會很期待。」

朝夕相處如家人

FOCA不乏「名人」加盟。宋佳政2011年在《中國達人秀》靠扯鈴一舉成名,2012年獲得Young Stage世界冠軍,曾受邀到瑞士馬戲團演出,還到德國表演,他回憶:「之前太順了,後來落差太大。」鎂光燈不再之後,他一度適應不良,多虧有FOCA的夥伴拉他一把,每天生活在一起,彼此有革命情感,他感性地說:「沒有他們就不會有現在的我了。」

其實馬戲團團員的平均年齡不到30歲,練習固然辛苦,但氣氛歡快。徐岳瑋就是喜歡FOCA的氣氛,戲曲學校畢業的他說:「在FOCA任何事都可以被討論。」他解釋,劇校的學長制很重,難免有衝突或霸凌,但他意識到:「好好講就好了,大家都是成年人了。」他在FOCA也獲得成就感,笑說:「付出後獲得的很多,能站上世界的舞台。」

而趙偉辰之前待的地方是舞團,專長是大環,他也明顯感受到FOCA的特別,他靦腆地說抱著學習的心態加入,「我才加入一年,會繼續續約啦。」羅元陽的專長是雜耍棒,他一臉頑皮樣,談到熱愛的馬戲,他說:「年輕的時候不闖,什麼時候才要闖?我的目標是全台第一棒!」

郭璟德從FOCA還是「Mix舞動劇坊」就是團員。他原本學的是武術,念北體時在停車場看到有人後空翻,他心想:「怎麼可能空中轉一圈還安全落地?好厲害!」於是加入。他非科班出身,自認體技不如人,但在馬戲團找到自己的定位,勤練丟球成為小丑。他笑說:「表演就是人家放假,我們不能放假,7年沒跟家人吃年夜飯。」直到有一年他車禍受傷,才得以在家過年。對他來說,朝夕相處的夥伴就是家人。

與世界一流高手過招

對馬戲的熱情,讓他們緊密連結。不過藝文團體在台灣生存不易,「錢」永遠是最難克服的課題,團員月薪、演出加給、排練場租金7萬,加上行政開銷等固定支出,一個月就要40多萬元。林智偉說,FOCA開銷勉強打平,即便今年他們已拿到各級政府補助的六、七百萬,但仔細一算,今年演出會花1,400萬,仍要靠商演彌平虧損。林智偉坦言,他目前負債中,今年去亞維儂賠了40萬,攤開過去出國表演的開支,也多是以賠錢收場。

為什麼賠錢還是要出國表演?林智偉打趣說:「你都考到了哈佛,媽媽借錢也要供你去唸吧!」對他們來說,亞維儂就是「哈佛」,更重要的是,有機會能夠出國開眼界,與世界一流高手交流,林智偉解釋:「這是對演員的一種投資,他們今天出國看世界,回來可以帶給團多少東西!」幾年下來,團員實力高人一等,林智偉驕傲說:「在這個圈子,他們都是明星。」

馬戲圓夢計畫

成團7年,每年幾乎有上百場商業演出,也推出「奧列的奇幻旅程」、「一瞬之光」共6部年度大型製作,讓商演和藝文演出更平衡,是他們未來的目標。隨著FOCA茁壯,林智偉和夥伴們正在規劃下一步,預計在2020年推出「馬戲圓夢計畫」。推出自己的教育系統,成立馬戲教室,更重要的是,為團員預留後路,也讓FOCA永續經營下去。

林智偉說:「很多人說FOCA就是有錢,他們沒想到7年前我們也是從0元起家,沒有排練場,一套表演衣服也沒有,我們也是摸黑前進,一步步走出自己的路。」

和團員們的訪談告一段落,林智偉忙著到一旁接電話,似乎在談演出。我們吆喝要他趕快來拍照,他姍姍來遲,8個大男孩準備疊羅漢,只有他穿著衣服,我問怎麼不脫呢?他不好意思說:「不行啦,現在都沒有練。」眾人哈哈大笑,團員們一個個疊起來,林智偉站中間,一旁的團員拉了他一把,接著一個個完美落地。

對馬戲的熱情,讓他們緊密連結。我想起了靦腆的團員黃冠榮,舞蹈系畢業的他話不多,但他提到在FOCA大家有共同目標,「就像疊羅漢一樣,要靠大家一起完成,一樣動作要重複練習成千上萬次,你得放心把自己交給對方。」

我想,這麼多年來,他們就是這樣團結互助,共同撐起彼此的吧。                                            

Where Dreams Take Flight: Formosa Circus Art

Jojo Hsu /photos courtesy of FOCA /tr. by Scott Williams

I interviewed Formosa Circus Art (FOCA) on a broiling summer afternoon in Tai­pei. It was 37ºC when I visited the troupe’s corrugated-metal studio on ­Shezi Island. The men were practicing shirtless in the 430-square-meter facility, the sweat pouring off of them in the non-air-conditioned space. Company director Lin Chih-wei, the only company member in a shirt, noticed the sweat soaking my back and suggested that we step outside to chat about ­FOCA’s history.

 


The troupe, originally known as MIX Acrobatics ­Theater, includes members from a variety of backgrounds. This diversity enables a signature multidisciplinary approach that combines elements of acrobatics, juggling, theater, and dance. Over the last few years, FOCA has performed around the world in locations ranging from Cambodia, Vietnam, and mainland China, to Denmark, France, and Germany. The group recently hustled back to Taiwan from August performances in Avignon, France, to play for the closing ceremonies of the Tai­pei Universiade.

Sweat and tears

Lin grew up in a single-parent family. To ease the burden on his mother, at the age of ten he went away to school at the National Fu ­Hsing Dramatic Arts Academy (now the National Taiwan College of Performing Arts). He trained hard in acrobatics, and went on to study at the Tai­pei Physical Education College (now the ­Tianmu Campus of the University of Tai­pei). After ­graduating, he performed with Paper Windmill Theater, and as a contract dancer with Cloud Gate Theater. While at Paper Windmill, he noticed that the acrobats were always bit players in spite of garnering the loudest applause, and wondered: “Why do the acrobats always play second fiddle? Why can’t we be the stars?”

Lin explains that in the years after he graduated from drama school, acrobats’ career opportunities were limited to things like performing in theme parks and touristy “folk villages.” Annoyed by the lack of respect for acrobats’ artistry, Lin and a few like-minded individuals from other fields founded MIX Acrobatics Theater in 2011.

Lin recalls the sweat and tears they put into establishing the troupe. They were still university students when they staged their first show at Tai­pei’s Zhong­shan Hall in 2012. Though Lin went into the show with confidence, they came out millions in debt. But the performance did open doors for the troupe. The program director of a French circus happened to be in the audience that day and invited MIX to perform at the Festival Pisteurs d’Etoiles 2013 in Ober­nai, France. Initially unsure whether the offer was real or a scam, the group heaved a sigh of relief when a formal invitation came the next year, accepted it, and began building a name for themselves.

Setting minds at ease

Once the troupe began acquiring a reputation, their opportunities multiplied. But troupe members had a hard time keeping up, and invitations to friends to help out resulted in performances of uneven quality. In general, performing for a living also means dealing with an unstable income and a high turnover rate. FOCA sought to address the problem in 2014 by instituting a “crazy” new policy: paying its performers a monthly salary.

Hardly any Taiwanese performance troupes pay salaries, but FOCA offers its members NT$25,000 per month in base pay plus NT$2‡3,000 per performance, enabling them to take home as much as NT$40‡50,000 per month.

Vice company director Chen Kuan-ting handles the troupe’s choreography, is one of the best hat jugglers in Taiwan, and has earned a second prize at an International Jugglers’ Association competition. He says: “The salaries are a really good thing because they let us immerse ourselves in our art.” Chen himself faced a difficult decision after completing his military service. His father wanted him to come home and work for the family’s metal machining business, and Chen hesitated for a time before choosing to pursue his dreams.

Huang Chao-ming, who specializes in street dance, was at one point working several jobs, including podcasting and personal training, to manage his family’s heavy financial burdens. He admits: “Having a salary is a huge help!” With a steady income, he doesn’t have to spend all his time trying to make money. When things were at their worst—with his grandfather 99 years old and his father in a permanent vegetative state—he thought about giving up performing. But then his brother, who is 12 years his senior, reminded him: “I’m here for the family, too.” Huang’s brother assumed responsibility for the family’s financial needs, enabling Huang to continue to pursue his dream.

Like a family

FOCA includes no lack of well-known performers. Sung Chia-­cheng made a name for himself performing with a diabolo on China’s Got Talent in 2011. He was also a champion at the 2012 Young Stage international circus festival, has performed with a Swiss circus, and has performed in Germany. He recalls: “Everything was too easy at first. Later on, things got much harder.” He had a hard time adjusting when the spotlight dimmed. Fortunately, his FOCA colleagues lent a hand. He was with them day in and day out, sharing in the sense that they were forging a revolution. “Without them, I wouldn’t be who I am today.”

The members of the company average less than 30 years of age, and maintain a joyful atmosphere even though the training is tough. Hsu Yue-wei loves ­FOCA’s vibe. A graduate of National Taiwan College of Performing Arts, he says: “At FOCA, you can talk about anything.” Being in the group also gives him a feeling of accomplishment. He smiles and explains: “You get a lot back for what you put into it; you get to perform around the world.”

Chao Wei-chen specializes in the Cyr wheel. Having previously been a member of a dance troupe, he recognizes how special FOCA is and bashfully admits to embracing joining FOCA as a learning opportunity. “I’ve only been with FOCA for a year, and plan to extend my contract.” Lo Yuan-yang is a juggler with a mischievous look. Speaking of his love for the circus, he says: “If you don’t push forward when you’re young, when do you push? I’m aiming to be Taiwan’s top juggler.”

Kuo ­Ching-te originally studied martial arts and has been a member of both MIX and FOCA. While a student at Tai­pei Physical Education College, he happened to see some people doing backflips in a parking lot and wondered: “How do they turn flips in the air and land safely? That’s amazing!” And then he joined them. Having come from a different background, he often feels less skilled than other troupe members, but he has nonetheless found his place in the circus as a ball-throwing clown.

Circus dream project

The troupe’s passion for the circus enables them to train intensively. But for all their enthusiasm, it’s difficult to keep a performing arts company afloat in Taiwan, and money is always an issue. Member salaries, performance bonuses, the NT$70,000 rent for their practice space, and administrative costs add up to more than NT$400,000 per month. Lin admits that he’s currently in debt, that the company lost NT$400,000 on this year’s trip to Avignon, and that it has lost money on most of its previous performances abroad.

Why does the company undertake such money-­losing overseas performances? In the case of Avignon, the troupe members see the festival there as their Harvard—it offered them an opportunity to broaden their horizons and have exchanges with the best circus performers in the world.

Established some seven years ago, the company gives more than 100 commercial performances every year. One of their goals for the future is balancing their commercial work with artistic performances. With FOCA growing, Lin and his partners have begun planning their next step: launching the “Circus Dream Project” in 2020. This involves introducing their own educational system and establishing a circus school, both to create an “escape route” for members and to help put FOCA on a sustainable footing.

Reflecting on the group’s passion and how that enables them to train intensively, my thoughts turn to the bashful ­Huang Kuan-jung. A graduate of a dance program, he doesn’t say much, but he does articulate FOCA’s collective goal: “The company is like a human pyramid—it takes everyone working together to make it work. You have to practice the same movements again and again, thousands of times, and you have to be willing to give yourself to your partner.”

That’s how they’ve supported one another for all these years.                                 

X 使用【台灣光華雜誌】APP!
更快速更方便!