「手書き文字」の復興

心と温もりが伝わる
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2018 / 8月

文・鄧慧純 写真・莊坤儒 翻訳・山口 雪菜


あなたは最近、ペンを手に取って字を書いたことがあるだろうか。

デジタル化が進み、SNSなどを通したコミュニケーションがますます便利になる中、今もペンをとって一文字ずつ思いを伝える人がいる。古いと思われるかも知れないが、そこには何ものにも代えがたい温もりがある。

字を手で書くという行為は自らを見つめる行ないでもある。机の前にきちんと座り、一点一画紙に文字を書いていく時、それは自分の心との対話、そして癒しの過程となる。


物外(ystudio)」は、「文字の重み」をコンセプトとする新たなブランドである。創設者の楊格と廖宜賢は、手書きの文字に特別な思い出がある。起業して間もない頃、楊格はなかなか実家に帰れないので、両親に手書きのカードを送ったことがある。特別な内容はないのだが、そのカードに両親はたいへん喜んでくれ、冷蔵庫に貼って食事のたびに眺めているという。

廖宜賢は、自分が落ち込んでいた時に妻から手書きのカードを受け取った。そこには彼の良い点が50項目書かれていたという。「誰にでも良いところがあるのだから、自分を大切にしてほしいと言ってくれたのだと思います」

「物外」:手書き文字の思い出

こうした経験から、楊格と廖宜賢は考えた。もしこれが電子メールだったら、すぐに忘れてしまったかもしれないが、ペンで書かれた文字を通すと、文字に重み生まれ、想いが伝わるのだ。

そこで二人は「ペン」を通して物語を語ろうと考えた。黄銅(真鍮)を素材に選んだのは、空気に接触して酸化することで変化していくからだ。彼らの「露銅シリーズ」はボディの真鍮に塗装を施してあり、付属品として紙やすりがついている。ユーザーが紙やすりで塗装部分を擦ると、自分だけのオリジナルのペンになるのである。香港のユーザーは露銅ペンを購入し、小石を入れた袋にペンを入れてこすり合わせ、わざと傷をつけて自分だけのオリジナルを作った。温泉地である北投に暮らすユーザーは、空気中の硫黄成分によってペンが琥珀色に変化したという。

消費者の手にわたったペンは、時間や場所、人などの要素によって、一つひとつ異なるものとなる。ぶつけて凹んだ跡も、すべてが記憶となり、「人」と「物」とがつながっていく。

その人だけのスタイルという概念は、西洋におけるペンの意義ともマッチしている。世界を市場とする「物外」では、売上の半分をヨーロッパ市場が占めている。二人によると、東洋ではペンの実用性が重んじられるが、西洋では文化的にペンは個人のプライベートな持ち物であり、センスを表すものとされている。廖宜賢によると、ヨーロッパの代理店は「物外」の理想をよく理解し、商品をThe Conran ShopやMr. Porterといったファッションブランドと並べて陳列している。真鍮のペンがファッショナブルなアクセサリーと並んで販売されているのである。

西洋では、一本のペンが何世代にもわたって受け継がれ、それぞれの人生の重要な場面で使われることもある。「物外」は若いブランドだが、展示会などにヨーロッパから足を運んできて、家族全員が「物外」のペンを愛用しているという話をしてくれる人もいるそうだ。

「物外」は「手書き文字を語る」ブランドである。「人と人との関係は、文字を書くことでつながるのです」と楊格は言う。時代遅れかも知れないが、気持ちを伝えることの本質は変わらないのである。ペンは代々伝えられてこそ、無数の生活の物語を綴っていける。それが「物外」の真の意義なのだという。

三文堂:一本のペンに丹精を込める

金属加工やプラスチック成形など製造業としてスタートし、後に日本企業のシャープペンシルを受託生産してきた三文堂の社長・王成昌は、これまで億単位に上るペンを製造してきた。だが受託生産の利益率は低く、「自社製品を持ちたい」と考え、三文堂(TWSBI)ブランドを打ち立てた。ピストン吸入式万年筆である。「一本の万年筆も金属加工や旋盤、プラスチック成形などの技術で作られているので、三文堂が突然万年筆を作ったように思われますが、やっている内容は変らないのです」と王成昌は言う。

長年にわたる経験から、王成昌は手書き文字が流行する前から市場の変化に気付いていた。彼は小品雅集の李台営と親交があり、最新流行の万年筆のタイプを聞いたところ「ピストン万年筆」という答えが返ってきたため、それを一本手に入れて研究し、一週間でサンプルを作った。

そこから改良を重ねていき、ネット上の台湾や中国、アメリカなどの万年筆フォーラムを読み、図面をアップしてネットユーザーの意見も聞いた。王成昌によると、万年筆で最も困るのはインク漏れやインクの蒸発、乾燥などである。そこで三文堂では万年筆のキャップをスクリュー式にし、内側にさらに気密性の高いキャップをつけて内と外の空気循環を遮断した。これによって気圧や温度の変化によるインク漏れは生じない。

また、万年筆が壊れた時はメーカーに送り返して修理するため時間がかかるが、この問題も解決した。「三文堂の万年筆はすべて分解できるようになっていて、パーツは標準化されています。壊れたパーツを消費者にお送りすれば、消費者が自分で交換するだけで直せます」と言う。

唯一外部に委託しているのはペン先の部分だけで、これはドイツの大手メーカーに発注しているが、輸入したペン先も三文堂でインクをつけて試し書きし、研磨・洗浄してから取り付けている。「この価格帯の万年筆でここまでやっているのは私たちだけです。ですから、消費者の手に届いたペンには基本的に問題はありません」

マーケティングも人の手は介さない。王成昌は早くからオンラインのフォーラムに参加してきたため、三文堂はすでに一定の知名度を得ており、従来の流通ルートは通さずとも量産前から多くの人が発売を待ち望んでいたのである。YouTubeにも三文堂の万年筆を買った消費者による紹介画像がアップされ、また海外の著名な万年筆フォーラム、Fountain Pen Networkにも三文堂専属の意見交換ページがある。消費者と共同でデザインした製品「Diamond 530」は、2010年にドイツのレッド・ドット・デザイン賞に輝いた。

さまざまな万年筆ブランドを参考にしつつ、作りや素材は一ランク上で、合理的な価格で提供する。受託加工のメーカーが自社製品を持つに至り、「丹精込めて一本のペンを作る」プロセスに王成昌は満足している。

筆尖温度:カリグラフィー

紙を斜めに置き、古い万年筆を手に曲線を重ねていく。ペンにかける力加減によって線は太くも細くもなり、美しい図案が描かれていく。フェイスブックで「筆尖温度」ページを運営する鍾佳玲は3〜4年前からカリグラフィーの映像を公開し始め、今は9万人のフォロワーがいる。彼女は7年前から独学でカリグラフィーを練習し始め、今もそれを楽しんでいる。

音楽とデザインを学んだ鍾佳玲は、最初は美しくロマンチックな文字に惹かれて始めたが、真剣に研究した結果、それが非常に合理的な書き方であり、規律を守り、対称に書かなければならないことに気付いたという。

ネット上にカリグラフィーの映像を公開し、コツなども隠さずに見せている。イタリック体やゴシック体が美しく流れるように書かれていき、ガラスや衣服、革製品、ペットボトルなどの素材にも書け、観ているだけで心が癒されるというので1万人以上がアクセスしている。

鍾佳玲は教室も開いている。アルファベット26文字の書き方は一日で習え、それから自由に変化させていくが、ペン先にかける力加減を繰り返し練習しなければならない。「手の力とペン先の間に暗黙の了解が生まれてこそ、美しい線が描けるのです」と言う。

文字を書けば心が落ち着く。カリグラフィーを始めてから、気持ちをコントロールできるようになり、心を落ち着けて自分と対話できるようになったと鍾佳玲は言う。文字を書く時は、一人の時間を楽しむことができる。心がもやもやしたら、ペンをとって紙に向い、曲線で植物の図案などを描いていくと心が静まり、何もかもが解決できたことに気付くのである。

韓玉青:アートセラピー

韓玉青は、フランスのディオールやシャネル、イタリアのブルガリ、イギリスのバーバリーなど、世界的なブランドの指名を受けてVIPのためのカードに美しい文字を書いている。一点一画、ゆっくりと文字を書いていくことは、韓玉青にとって喜びであり、最も楽しいことだ。

祖父も父も書道家である。祖父は基礎の大切さを説き、韓玉青は幼い頃から鉄の棒をつけた毛筆を持たされ鍛錬してきた。幼い頃から、家での春節のイベントと言えば書初めだった。新聞紙を広げ、祖父と孫が競うように筆を振るった。

イギリス留学から帰国すると、実践大学でデザインを教え始めたが、学生たちが書体を知らないことに気付き、万年筆や羽ペンを使って文字を手書きする授業を行ない、文字の美しさに触れさせた。その後「日日好文創」を設立し、大人や子供に美しい文字の書き方を教え始めた。

どの書体にも、矯正と癒しの効果があると韓玉青は言う。例えば漢字の楷書は、線による構図が厳格で、学習者は細部に注意を払い、繊細でなければならない。行書はスピードを重視し、筆運びが異なるため、肘の力を抜く必要がある。身体は文字を書く時の安定感を記憶することとなり、書体によって異なるリズム感は筋肉に正しい記憶を植え付ける。これが韓玉青が新たに考案した書の教育方法である。

「弘法筆を選ばず」と言うが、学習者が早く上達できるよう、韓玉青はさまざまな書体に適した毛筆やペンを開発する。ゴルファーが状況によってクラブを変えるように、行書や楷書、隷書、ゴシック体など、書く文字によってふさわしい筆やペンも異なるということだ。

では書の基礎訓練とは何だろう。「直線を書くことです」と彼は一言で言い切る。筆やペン以外に何も使わずに10センチの直線を1ミリ間隔で書くことで、手の力加減とコントロールする力を訓練できるという。直線が書けるようになってはじめて文字が正しく書けるのだと言う。

手書き文字の普及に力を注ぐ韓玉青は、現代社会において、手で字を書くことには「アートセラピー」という重要な意義があると言う。「字を書くことは総合芸術です。その人の精神の質と関わってきます」と言う。彼の観察では、多くの人に必要なのは文字を美しく書くことではなく、美しく書こうとする過程において、精神的に解放され自由になることだと言う。特に親子で一緒に字を書くことを彼は勧める。ともに美意識を育めるだけでなく、心を落ち着けて美を観賞することで、たくさんのものが得られるのである。

手で文字を書くことは、古い時代の価値であり習慣だが、大切な思いは手書きの文字を通してこそ伝わる。重要な記憶も手で書くことで永遠にとどめることができる。

長いこと、ペンや筆を手に取っていないのではないだろうか。時間を作り、ゆっくりと文字を書いてみてはいかがだろう。

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文「字」復興

寫字傳情

文‧鄧慧純 圖‧莊坤儒

您有多久沒提筆寫字了?

3C當道,人們頻繁地藉著通訊軟體、LINE貼圖,溝通愈發便利的同時,還有人堅持著將思想、情意藉著手與筆,一豎一畫,化成文字,這樣的傳情達意或許老派,卻有無可取代的溫度。

寫字也是一種內省,坐在案前,端正姿勢,握好筆,在一橫一豎、彎轉的迴旋間,順著肢體的記憶,在紙上留下印記,寫字更是一場與內在自我對話與療癒的過程。

 


「物外」是一間以「文字的重量」為概念的新創品牌,創辦人楊格和廖宜賢,對於「寫字」都有特殊的回憶。剛創業不久的楊格,不常回家,他曾經寄給爸媽一張手寫的卡片,那張沒說什麼的卡片卻讓父母十分開心,把卡片貼在冰箱上,陪伴著每日用餐。

廖宜賢則曾經在萎靡的時候,收過妻子手寫的、細數自己50項優點的卡片,「她想要告訴我,我是一個很不錯的人,要對自己好一點。」他說。

物外:記憶每次提筆的時刻

這番深刻的回憶讓楊格和廖宜賢思考,這些訊息,如果用簡訊或是e-mail傳達,極可能一眨眼就被輕忽了,但是透過筆的轉譯,文字有了重量,情意愈發珍貴。

楊格和廖宜賢因之以「筆」來說故事,挑選黃銅當素材,因為它的材質易因接觸空氣而氧化改變,一如物品因人使用而有變化。「露銅系列」則在黃銅筆表層上一層烤漆,產品裡附一張砂紙,消費者可以利用砂紙磨除上面的烤漆,創作出屬於自己、獨一無二的筆。

因此,從工廠出品後,因時、因地、因人,每一枝物外的筆都有不同的際遇。香港的朋友拿到露銅鋼筆,找了許多小石子,裝在袋裡,和鋼筆一起碰撞製造刮痕,成就它的獨一無二。北投友人的鋼筆,因為空氣中的硫磺,筆身轉偏琥珀色。每個碰撞的凹痕、每個刻印都是不同事件的記憶,也連結了「人」與「物」的專屬。

這種標示個人使用風格的概念與西方對「筆」的認知竟意外地契合。以全球為市場的「物外」,目前有一半的銷售量在歐洲,他們觀察到東西方對「筆」認知的差異。在東方,強調「筆」的實用功能;但在西方文化脈絡下,「筆」是個人私密的器物、個人品味的展現。廖宜賢發現,歐洲的代理商依著對「物外」的想像,將產品上架到如The Conran Shop、Mr Porter等時尚品牌,黃銅鋼筆與時尚配件相遇,我們以為的老派器物意外與時尚有了連結,也是不時的「物外之趣」。

在西方,一枝鋼筆可能經歷數代的主人,寫下他們人生中重要的情書、結婚證書或是遺書。「如果它能說話,應該有滔滔不絕的故事可以訴說。」楊格打趣道。然「物外」還是個年輕品牌,卻已有歐洲的消費者特地到展會,分享他們一家族都愛上物外的產品,每個人都擁有物外的筆,「物外」成為家族共有的記憶。這不僅是楊格和廖宜賢所樂見的,更是「物外」的初心。

「物外」一直自詡是「談書寫」的品牌,楊格說:「人跟人之間的關係是透過書寫來聯繫的。」他們不斷提醒這件事情,書寫雖然是舊時代的習慣,但傳達情意的本質,亙古不變。一枝筆必須要透過使用者的思考、書寫才有意義。一枝筆需經代代的傳承,才能醞釀了無數生活故事,這就是「物外」的真義。

三文堂:用心做好一枝筆

從製造業起家,跨足沖床、金屬加工、塑膠射出,之後又幫日本朋友代工自動鉛筆,三文堂的老闆王成昌所製造的筆超過上億枝;惟隨著代工利潤銳減,他有了「做屬於自己東西」的念頭,因此自創「三文堂」品牌,開發台灣第一枝自製的活塞式鋼筆。「你看一枝筆裡面就是金屬加工、車床、塑膠射出這三樣技術,所以三文堂不是突然冒出來做鋼筆,我們一直在這一行裡面。」王成昌說。

憑著多年的實力與經驗,王成昌在寫字風潮未起之際,就洞察市場變化。他與小品雅集的老闆李台營交好,徵詢他最時興的鋼筆樣式,李台營答:「活塞式鋼筆」,於是他借了一枝活塞鋼筆回去,自己埋頭做研發,一個星期就打好樣。

形式初具,零零總總的細節還待精琢改良。他上網尋遍台灣、中國、美國的鋼筆論壇,貼設計圖跟網友請益討論,吸收消費者的意見。王成昌指鋼筆最為人詬病大概屬漏墨、墨水揮發、乾掉的問題,因此三文堂的鋼筆筆蓋用旋鎖的方式,並在裡面做一個氣密套,把內外的空氣循環切斷,如此一來與外面的空氣不對流,自然不會因氣壓、氣溫的變化造成漏墨的問題,同時也大大減少墨水揮發的情況。

一般鋼筆損壞得送回原廠維修,耗時費日,王成昌笑說;「哪有那麼複雜!我的鋼筆設計成整枝可以拆解,零件標準化,哪邊壞了,零件寄給你,消費者可自行替換。」

唯一委外的部份就是筆尖,王成昌採購德國大廠的筆尖,惟每一批筆尖到貨後,均需靠自己調校。三文堂的筆尖一枝枝都經上墨、試寫、研磨後,再清洗乾淨,裝到新筆上。「我們這種價位的筆沒有人這樣調的,所以交到消費者手上的筆基本上是沒有問題的。」

行銷也不假手他人。早些年王成昌頻繁地在論壇上與消費者互動討論,已為三文堂的鋼筆創造了曝光率,不靠傳統通路,鋼筆還沒量產,就有網友引頸企盼。YouTube上不時有外國朋友分享三文堂鋼筆的開箱文,國外大型鋼筆論壇Fountain Pen Network還有三文堂專屬的討論區。他與消費者共同參與研究、設計及製造過程的鋼筆「Diamond 530」,獲得2010德國紅點產品設計大獎,更是國內製筆業的特例。

以Lamy、SAFARI為參考,但做工、用料都更上一級,售價更物超所值。曾在加工界稱王,如今過盡千帆,他滿意自己的作品,「用心做好一枝筆」現階段的他心滿意足地說。

筆尖溫度:拉花的藝術

斜放紙張,握著老鋼筆,筆尖在紙上一圈圈的曲線重複,筆尖隨著施加的力度開闔,形成粗細不一的墨色線條,組合成各式優美的圖案。經營「筆尖溫度」粉絲團的鍾佳玲,三、四年前在網路上分享自己手寫花體字的影片,現有九萬多的粉絲追蹤關注,她自學英文書法已經七年多了,至今仍樂在其中,樂此不疲。

擁有音樂和設計背景的鍾佳玲,她回憶,一開始被花體字的浪漫所吸引,真正認真提筆研究之後,才發現花體字是很理性的線條,書寫者必須遵循它的規律、對稱的法則,精熟後,再去增添裝飾線條。以音樂做比喻,就像學音樂的人都熟悉的巴哈《二聲部創意曲》、《三聲部創意曲》,這是創意的基礎,熟悉之後,音樂人才能信手拈來、即興彈奏。而花體字亦然,把基礎的規律打好後,拉花則是自行添加的創意,展現個人的天賦。

最初她在網路上分享寫字的影片,不藏私地將自己自學的竅門與成果公開。看著義大利體、歌德體、花鳥體在她筆下流暢地轉折,線條飄逸;在玻璃、衣服、皮件、寶特瓶多種材質上都可書寫;觀賞寫字的過程就很療癒,各式的筆尖、墨水揮灑出的創作更是完美華麗,點擊率常破萬人。

鍾佳玲也開班授課,26個字母一天課程學完後,就可自行運用變化,但最重要的耐心與經驗,筆觸與施力必須平穩,持續不斷的練習再練習,「養成你的手跟筆尖有一定程度的默契,才可以把線條做到很美。」才是寫好花體字的不二途徑。

寫字靜心,鍾佳玲不諱言手寫字帶給她最大的改變是脾氣的修練。唯獨在寫字的時候你才能夠真正靜下心來跟自己對話。練字是她最享受的獨處時間,當有雜事擾人時,她常常提起筆在紙上揮灑,投入一圈圈的纏繞拉花練習中,冷靜的思考,線條處理完,就發現事情好像有了解決。

韓玉青:藝術療癒

身為國際品牌御用的字藝家韓玉青,法國的Dior、Chanel、義大利的Bvlgari、英國的Burberry等品牌都指名他書寫VVIP卡片。一筆一畫,一橫一捺,不疾不徐,看韓玉青寫字,是愉悅的,更是享受。

家學淵源的韓玉青,爺爺、父親都寫著一手好字。爺爺強調寫字的基本功,韓玉青從小被訓練拿著綁上鋼條的毛筆練手力。從父親抽屜裡翻到寫給母親的情書,那飄逸的字體和墨水顏色,也讓他對此憧憬不已。從小家裡過年的活動是揮毫,鋪上報紙,就是一場爺孫的競筆,韓玉青成長於如此的寫字世家。

一路就讀美術資優班,赴英國進修回來之後,他在實踐大學開設計課,卻發現學生對字體十分陌生,於是在課程加入手寫字體,讓學生用羽毛筆、鋼筆書寫,親身體驗字體的美感。之後他創立「日日好文創」,教大人、小孩如何好好寫字。

每一種字體都有矯正的功能與療癒的效果,如中文的楷書,線條組織嚴謹能讓學習者在書寫時更注重細節,更細膩。行書則著重在速度感,運筆方式不同,手肘也要放鬆。而身體要記憶寫字的穩定性,還有每種字體的節奏感,讓肌肉植入正確書寫肢體記憶,是韓玉青開創的教學方式。

雖說「善書者不擇筆」,但為了讓學習者能快速上手、有成就感,韓玉青用心開發不同體字適用的不同筆款,就像高爾夫球桿各有不同的功能,寫行書、楷書、隸書、花體字、哥德體等自然筆具也要分工。

寫字的基本功為何?「畫直線」他簡要地說。學著不用工具畫數條10公分的直線,倆倆相距1公厘,練的是手的掌控力。把線條畫好,才能把字寫好,韓玉青強調。

致力推廣寫字文化,韓玉青說寫字文化對當代社會重要的意義在於「藝術治療」,「寫字不只是『寫字』,寫字其實是一門綜合藝術,跟一個人的精神質感有關係。」他觀察大部分人需要的並不是字寫得漂亮,更多人是透過追求寫字漂亮的過程,在精神上的釋放跟解脫。他鼓勵親子一起來學寫字,除了培養美感外,慢下來,靜靜賞析美的事物,寫字能帶人的永遠更多更多。

書寫雖說是舊時代的價值和習慣,但重要的情感總要靠著寫字來傳達才對味,一如重要的記憶總要靠著寫字來記錄才能久遠。

您有多久沒提筆寫字了?找個時間重溫寫字的時光吧!                                                         

Calligraphic Comeback

Handwriting Enjoys a Revival

Cathy Teng /photos courtesy of Chuang Kung-ju /tr. by Jonathan Barnard

How long has it been since you picked up a pen to write?

Though digital communication is growing easier and easier in the computer era, some people still use pen and paper to write with. Writing with a pen may be old school, but it offers matchless warmth.

Writing by hand is an introspective act. Firmly holding the pen, one sits erect in front of a sheet of paper, as a spiraling transformation occurs on the page, stroke by stroke. Writing is a healing process that involves a dialogue with oneself.


 

The artisanal pen and pencil makers ­ystudio are offering a new line of products marketed under the slogan: “The weight of words.” Founders Yanko and Yi Liao have special memories about writing. Shortly after starting the business, Yanko once wrote a card to his parents that didn’t really say much of anything of importance. Yet they delighted at receiving it, and put it on their refrigerator so they could view it every day when they ate.

Once, when Liao was feeling low, he received a card from his wife detailing 50 of his outstanding qualities. “She wanted to tell me that I was a fine person and didn’t need to be so hard on myself.”

ystudio: Pens that make their mark

The same information, if sent via text message or email, would quickly be forgotten, but thanks to their conversion into writing, the sentiments become so much more precious and lasting.

Because pens are used to tell stories, Liao and Yanko have chosen to make their pens out of brass since brass is a material that oxidizes, transforming through exposure to air. The pens thus change as people use them. The firm’s “Brassing” line features brass-barreled pens covered by a layer of black paint. Each comes with sandpaper, so that consumers can sand the paint to create pens uniquely their own.

Consequently, once the pens leave the factory, each will encounter different times, places, and people. ­Every little dent or scratch is associated with a different memory, so that “the person” and “the object” come to belong to each other.

This idea of finding one’s own personal style of using a pen fits, however unintentionally, with Western notions of pen ownership. Currently, half of all ystudio products are sold to consumers in Europe. The owners have observed that consumers in the Far East emphasize the usefulness of pens, whereas in Western culture, a pen is a personal object and a means to showing one’s good taste. Liao has noticed that ystudio’s European agents place their pens at fashionable retailers such as The Conran Shop and Mr. Porter. Their brass fountain pens are grouped with fashionable accessories.

In the West, a fountain pen may be passed down in a family, with each generation using it to write or sign important documents. Although ystudio is a youthful brand, some consumers visiting the Maison & Objet interior design trade fair in Paris shared how their whole family has fallen in love with ystudio’s products. The pens are helping to write collective family memories. 

The firm has always put its focus on writing. Yanko says: “People become connected through writing.” They continually remind people that although writing may be an old-fashioned habit, its essential nature of being able to convey thoughts and emotions remains unchanged.

TWSBI: Determined to make good pens

TWSBI started out in manufacturing, handling metal stamping, other metalworking processes, and plastic injection molding, before producing mechanical pencils as an OEM for a Japanese firm. Altogether, TWSBI’s owner Jim Wang has been responsible for producing more than 100 million pens and pencils. With the profit margins for OEM work becoming increasingly thin, he decided to “make my own product” and thus created the TWSBI pen brand, which sells the first piston-filled fountain pens made in Taiwan. 

Relying on his many years of experience, Wang—even before fountain pens took off in popularity—could see clearly the way the market was headed. T.Y. Lee, owner of the eponymous pen shop, was a friend, so Wang asked Lee about which kind of fountain pen was most popular. “Piston-filled fountain pens,” responded Lee. Wang borrowed one and within a week of studying it had created a prototype of his own.

At first, many elements had to be improved upon and many obstacles needed to be overcome. Wang went online to peruse forums devoted to fountain pens based in Taiwan, mainland China and the United States, posting illustrations of his designs and inviting comments. He noted that the most vexing aspects of fountain pens for most people were probably leaking ink, evaporating ink, and dried ink. Consequently, TWSBI’s fountain pens have twist-lock caps. Inside each is an airtight seal. This means that no ink leaks from the pens because of changes in atmospheric pressure or humidity. 

When a fountain pen is damaged, you typically must send it back to the manufacturer to be repaired. That’s overly time consuming, says Wang. His pens are designed so that they can easily be taken apart. The parts are standardized. If a part gets broken, the company can send consumers a replacement part to install themselves.

The only part not made in house is the nib, which Wang gets from a German firm. Every time a shipment of nibs come in, each one is dipped in ink and tested for how it writes before being polished. After being cleaned, it is then installed on a new pen. “At our price point, no other manufacturer takes such pains to ensure that there will be no issues when a pen gets into a consumer’s hands.”

Wang also handles his own marketing. In the early years he often discussed TWSBI fountain pens with consumers on Internet forums, which created exposure for the brand. When foreign consumers from time to time posted “unboxings” of TWSBI fountain pens on Youtube, that helped too, as did the special area on the Fountain Pen Network website devoted to discussion of TWSBI pens. TWSBI takes consumers’ opinions on FPN and elsewhere seriously and incorporated netizens’ feedback into the design of its Diamond 530 pen, which won a German Red Dot design award in 2010.

From being a king of industrial processing and OEM work, Wang has come a long way. He is quite happy with his own product. “I’ve shown determination to manufacture good pens,” he says with satisfaction.

The art of calligraphy

A calligrapher grips an old fountain pen over a sheet of paper placed askew on a desk. The pen’s nib moves in circles as it makes a series of curving lines on the page. As the pressure varies, so does the thickness of the line. From the pen flow all manner of beautiful motifs. Char­ling ­Chung, who runs the Calligraphy01 Facebook page, first shared some videos of her writing English round-hand calligraphy three or four years ago. Currently, the page has more than 90,000 fans. After seven years of studying Western calligraphy, she hasn’t lost any of her joy in the pursuit. 

With a background in music and design, ­Chung recalls how she was originally attracted to the romantic qualities of calligraphic script. It was only after assidu­ously studying the art that she discovered the strict principles governing it. Calligraphers must abide by rules of proper proportion and so forth. Once those become familiar, they can then add ornamentation.

At first, she shared videos on the Internet showing how to create different calligraphic scripts. In them, she unselfishly divulges tips she gained from self-study. Watching her apply her italic, gothic and round-hand scripts to products such as glassware, clothes, leather goods, and plastic bottles is quite therapeutic, and many of the videos have had more than 10,000 views.

Chung also teaches classes on calligraphy. In one day, students learn all 26 letters. They then can add their own flourishes. But importantly, “One’s hand must acquire a certain understanding of the pen’s nib if one is to truly put down beautiful lines.”

She describes a kind of meditative state she enters when practicing calligraphy. The art has notably mellowed her temperament. It is only when she is writing that she can find the peace of mind to talk to her inner self. Practicing calligraphy is the time by herself that she enjoys most. When life’s hassles have her down, she often finds that she just needs to pick up a pen and lose herself in calligraphic curlicues. In this calm frame of mind, the problems seem to resolve themselves.

Han Yu-ching: The joyous art of calligraphy

Han Yu-­ching is a calligrapher who regularly collaborates with top international brands. The French brands Dior and Chanel, as well as the Italian firm Bulgari and the British company Burberry, all hire him to write VIP cards. Watching him write with his characteristic unhurried assurance is a real pleasure.

Calligraphy runs in his family: Both his father and grandfather were Chinese calligraphers themselves. When Han was little, his grandfather would have him practice brushstrokes using writing brushes to which steel rods had been attached. The exercise was designed to build up his arm and hand strength—much as the horse stance is practiced in martial arts training. From a young age, writing calligraphy was a family activity at Chinese New Year. They’d lay down newspaper, and grandfather and grandson would compete at writing.

Han teaches design at Shih ­Chien University, where he has discovered that students know little about the different styles of Chinese characters. Consequently, he added calligraphy to the coursework, so that students, armed with calligraphic brushes or fountain pens, can enjoy the experience of creating beautiful characters themselves. More recently, he has created the firm Bonne Journée, where he teaches both children and adults how to write calligraphy.

Each style of script has it proper use and beneficial effects. Take, for instance, kai­shu or regular script. Its lines are tightly organized, so that students must pay strict attention to the fine details when writing. One’s body must achieve a steadiness and remember the different senses of rhythm that go with penning different kinds of script. Looking to attain the proper muscle memory for each style is where Han starts his instruction.

What is the basic skill needed for writing? “Drawing straight lines,” Han answers simply. Drawing straight lines freehand, ten ­centimeters long but only one millimeter apart, is a test of students’ hand control. Only by drawing lines well can you write characters well.

Forcefully promoting calligraphic culture, Han says that writing is an important form of “cultural therapy.” “Calligraphy is more than just writing. In fact, writing by hand is a kind of general art that has a certain sense of spirituality associated with it.” He observes that most people studying calligraphy, rather than aiming to write to a certain standard of beauty, are more focused on finding spiritual release and relief through the process of creating beautiful script. He encourages parents to come with their children to study calligraphy together. In addition to cultivating a sense of aesthetics, the study of the art also causes one to slow down and appreciate beautiful things. It offers so much—and so much that has a lasting impact.

The widespread habit of writing by hand and the high value placed on handwriting may be attributes of an earlier age, but important sentiments still need to be written out to be expressed properly, just as memories need the medium of writing to endure.                      

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