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クリスマスカードの教会
文・林旻萱 写真・林旻萱 翻訳・山口 雪菜
5月 2021
台東県成功鎮、台11号線沿いにある宜湾キリスト教長老教会はクリスマスカードに描かれた教会の絵を参考に、1974年に集落の信者たちの力で建てられた。ゴシック様式の壁面が可愛らしい教会には、台湾東海岸の風景が散りばめられていて、信者たちのさまざまな願いが込められている。
春節——光陰の足跡
時は流れ、また新しい一年がやってきた。......
故宮南院に寄せる思い——馮明珠・故宮博物院院長
「故宮の同僚たちを誇らしく思い、故宮南院を誇りに思います」——故宮博物院南部院区(故宮南院)プレオープンの前夜、故宮の馮明珠院長は「光華」のインタビューを受け、その感動を語った。 故宮博物......
台湾南北の文化の均衡を実現する——国立故宮博物院南部院区
「国立故宮博物院南部院区」は、アジアで初めてアジア芸術文化をテーマとし、また地元文化と融合した大型国立博物館である。地域住民が待ち望む中、2015年末についにプレオープンを迎え、広大な嘉南......
大きく開かれる文化の扉
中華の至宝で世界に知られる国立故宮博物院では、最近、記念すべきイベントが二つ続いた。一つは「故宮南院」のオープンである。嘉南平野に「濃墨」「飛白」「渲染」をテーマとする壮大な建築物が完成し......
台湾東海岸
自転車で行く台11号線
海岸山脈を間に挟み、中央山脈と太平洋に囲まれた花東地区(花蓮県と台東県)は、昔から台湾の「後山」と呼ばれ、その地理的環境から大自然に抱かれてきた。またここは、外から来る人々を受け入れている......
台湾一の女神——媽祖の祭り
旧暦の3月、台湾各地で年に一度の媽祖の祭典が行なわれる。多くの廟の媽祖が「進香」のために廟から出ると、通りでは住民がこぞって神輿をお迎えし、信者と触れ合う。中でも台中の大甲媽祖と苗栗県通宵......
徐家の栄光と継承
台湾剣道の発展
剣道に言う「一本」とは、有効な打突による得点だが、より深い意味では気勢、気迫と竹刀さばき、体さばきが一体となり、完璧な一撃を生み出すことである。これを気剣体の一致と言う。 台湾の剣道は日本......
開港百年を迎える南方澳に 新たな文化と自然の輝きを
開港百年を迎えつつある古い漁港――南方澳は、今や大きな転換期に直面している。沈みゆく夕日のように、往年の輝きの名残りを華やかな色彩とともに放ち、やがて夜のとばりが落ちるのを待つ。だが夜は再......