故郷に青春の種をまく

台青蕉楽団
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2020 / 5月

文・鄧慧純 写真・莊坤儒 翻訳・山口 雪菜


台青蕉(Youth Banana)というのは、香蕉(バナナ)を愛する台湾の青年という意味で、若者らしい創意に満ちたユーモラスなバンド名だ。団長でキーボード兼ボーカルの王継維(老王)、ベースの王継強、ドラムの黄堂軒、ギターの郭合沅の4人のメンバーは高雄の旗山で育った。彼らは青春をかけて故郷のために音楽を創る。


休日の高雄旗山は行楽客でにぎわうが、2月29日はさらに人出が多かった。「揺旗吶減Cishanロックフェスティバル」が開催されていたのだ。このフェスティバルは今年で10年目、当初は箱の上に立って歌うカラオケコンクールだったのが、今では旗山体育場に11組のバンドが集まるフェスティバルへと発展した。主催者である台青蕉楽団は、ロックフェスだけでなく、ロック写生大会、旗山老舗展、フリーマーケットなども開く。小さな旗山の町に若者が残ったことによる町の変化を見せようとしていた。

彼の物語

「親たちは、僕が彼らのようになってほしくないという/田畑を行き来し/将来のないバナナシャツを着て/バナナ園の世話をすることを/彼らは家を守ってきたのに/僕がここに残ることを許さない/そしてこう言うんだ/都会の月の方が丸いんだよと」

これは台青蕉のアルバム『香蕉他不肥』の中の「他的故事(彼の物語)」だ。1990年代に旗山で生まれた若者が、都会に出るか故郷に残るかで揺れる心を描いている。1960年代、バナナは日本に輸出され、旗山は黄金時代を迎えた。人々が自信と誇りをもって暮らしていたことは、古い町並みのバロック風アーチからも見て取れる。ところが1970年代に入るとバナナ産業は衰退し、人口が流出していく。バナナ農家に前途はなく、親たちは子供が都会へ出て働くことを望むようになった。

台青蕉で最年長の老王は1983年生まれ。子供の頃、旗山では音楽をやる人が多かったという。おそらくYAMAHA功学社の創設者が旗山の出身だからだと言われる。町では毎月音楽イベントがあり、小虎隊や迪克牛仔などのアイドルや人気バンドも旗山でコンサートを開いた。

郭合沅は子供の頃、友達と裏山で遊んだという。放課後になるとリーダーについていき、田舎道を探検して歩いた。

かつて旗山がバナナ輸出で栄えたことを彼らはよく知らない。「うちもバナナ農家ですが、親や祖父母からそういう話を聞いたことはなく、大人になってから知りました。農家の人はそういうことを誇りに思うより、自分が教育を受けていないと感じているのです」と黄堂軒は言う。

老王と王継強兄弟の父、王中義は、旗山の「尊懐文教基金会」創設者で、長年にわたって旗山の教育と町づくりに尽力してきた。王継強と郭合沅、黄堂軒は幼い頃からの遊び仲間で、基金会のボランティアでもある。彼らは一緒に遊び、街を探検し、また一緒に地域の清掃もした。旗山駅保存運動に参加し、かつて草に覆われて荒れ果てていた旗山駅がきれいによみがえるのを目の当たりにした。「私にとって旗山駅保存運動の影響は大きかったです。この時から、本当に旗山のことを理解するようになりました」と王継強は言う。

世界に向けて声を上げる

老王は幼い頃から、父とその基金会が旗山のために奔走するのについて回り、教育やコミュニティ、環境教育などの面から着手しても不充分なことに気づいていた。「産業がなければ、住民が向上しても環境が整備されても、人々はここに留まりません」と言う。

「バナナは旗山住民の最大公約数で、だからバナナから着手したのです」と老王は言う。彼らは行政院青年輔導委員会(現在の教育部青年発展署)に10万元の補助金を申請し、フィールドワークから始めて、食品加工、商品開発、マーケティングなどを通してバナナのイメージを変え、付加価値を高めることにした。このプロジェクトの完了時には成果展を開くことになっており、どのように多くの人とコミュニケーションをとるべきか考えた。そしてバンドの経験があることから仲間を集め、2008年に「台青蕉」バンドを結成したのである。

2009年にシングル『香蕉他不肥(バナナは太らない)』を発表した。彼らは編み笠をかぶってバナナ園で演奏し、また旗山の古い町並みでは皆で踊ってプロモーションビデオを撮影した。「バナナは太らない。食べてダイエット」とバナナのメリットを打ち出し、またバナナの値段が落ちて農家が苦しんでいることを訴えた。音楽を通してバナナをプロモーションするというのが、小さな町で大きな話題になり、若者の創意が注目されたのである。

こうして地方で上げた声には反響があり、マスコミは彼らを映画『海角七号 君想う国境の南』のリアルバージョンと呼んだ。「その時は、正直うれしかったです。生まれてきてこんなに重視されたのは初めてだったし、彼女にもこんなに大切にされたことなかったですから」と老王は笑う。「当時はまだ若くて時間もあり、ただ世界をもっと知りたかっただけなんですが、その結果世界から反響が得られ、もっと何かしたくなりました」と言う。

自ら物語の主人公に

マスコミの報道によって彼らの知名度は高まったが、故郷の産業はあいかわらず改善せず、若者が町に残って働く機会も増えなかった。「人が出ていくなら、自分は何とかして残ろう」と考え、台青蕉楽団はもう一つの新たな実験を開始した。——自らバナナ農家になるのである。王継強は「祖父に教えてもらってバナナを植え始め、もう2~3年になります」と王継強は言う。最初の頃は、農家のためにバナナを売る手助けをしていたが、これは「手助け」に過ぎない。自分がバナナ農家になればそれは自分自身の問題となり、何とか道を探らなければならない。

腕まくりして自ら畑へ出ていく。「私たちが物語の主人公になったのです」と王継強は言う。自分の生活をかけた実験を通してさまざまな可能性を探っていく。この十年、台青蕉楽団は次々と活動の前線を広げてきた。音楽創作、アルバム発行といった音楽活動をするだけではない。自分たちでバナナケーキやバナナ酵素など、バナナを使ったさまざまな商品を研究開発している。また希望バナナ園を開いてバナナ栽培に取り組み、地元の農家からバナナについての知識を学び、バナナ農家でのワーキング体験活動や契約栽培なども行なう。さらにコミュニティの小旅行を行なって町の物語やおいしいもの、昔からの産業などを発掘する。今年はさらに4年にわたるフィールドワークの成果を一冊にまとめて『小鎮専門店』を出版し、職業欄に「作家」という項目まで加わった。この本では、旗山の27人の職人の風景を紹介している。この町の住民たちの人生の節目を見守ってきた写真館、バナナ農家のために特製の農具を作る鍛冶屋など、少しずつ失われてゆく昔からの生活が記録されている。これは旗山を訪れる観光客にとっても、古い町並みのガイドブックになり、昔からの産業を知ることができる。

「私たちはずっと自分たちで実験を続け、失敗したら別の道を探してきました。いずれにしても、前進し続けること、これが人生です」と老王は言う。戦場は遠くでなくてもいいし、社会を変えるためにデモ行進をしなくてもいい。「私たちの世代にとって、社会運動は暮らしの一部であって、その方法も違います。バナナの新しい食べ方を伝えるのも運動の一つであって、何かと戦う必要はありません」

青春の種をまく

地域の問題解決は自分のためでもある。十数年にわたって町づくりの仕事をしてきたが、老王は結婚し、今では二人の子供の父親だ。人生の新たな段階に入り、将来的には児童に関わる問題に取り組むかもしれないという。「私の仕事は、実は自分の問題を解決するものでもあります。自分の呼吸は自分のニーズであって、このニーズは社会の問題解決にもなるのです」

「これからこの土地に責任を負う若者よ/これから進歩の機会を実現し/どこかに理想の人生の種をまく/僕も君に寄り添って心の支えになろう/時代が変わっても恐れることはない/手を取り合って支え合い/大地を踏みしめて勇気を出し/決意をもって青春の種をまこう」——「種下青春(青春の種をまく)」より

2019年、台青蕉楽団は結成10周年を迎え、アルバム『種下青春』を出して、故郷への思いを表現した。

郭合沅はこれまでの台青蕉の3枚のアルバムの特色を次のように語る。最初の『香蕉他不肥』は、若者が音楽を通して農家のためにバナナをプロモーションするものだった。2枚目の『社区大小事(町のあれこれ)』では、政治の現実や社会の状況といった公共の課題に関心を寄せ、激しい曲が多い。10年目の『種下青春』は穏やかで優しく、カントリーを感じさせる。

故郷に残った彼らの実験はまだ続く。彼らが故郷に青春の種をまくのは、どこかにユートピアを探すのではなく、自分の暮らす地域を良くしていくべきだと考えるからだ。

早朝に約束して写真撮影を行ない、移動して7時間バンドの練習をし、さらにインタビューを続けても彼らは少しも疲れを見せない。90年代生まれの普通の若者と違い、台青蕉のメンバーは楽観的だ。「台青蕉は一人ひとりの存在を大切にしています。どうしてこんなに楽観的なのかと言うと、人は必ず成長し、良くなると信じているからです」と黄堂軒は言う。

明日の不安はないのだろうか。もはや専業のバナナ農家でもある郭合沅は「明日ですか。明日も早起きして畑に出ますよ」と言う。「明日の心配ですか。明日の仕事(揺旗吶減フェスティバルの準備)が終わらないんじゃないかという心配だけです」と王継強は言う。

まさにプラス思考のかたまりである。台青蕉はロックのスピリットとバナナ信仰をもって、故郷をより良い場所にしようとしている。

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Youth Banana

Rocking Their Hometown

Cathy Teng /photos courtesy of Kent Chuang /tr. by Phil Newell

“Youth Banana” is a Taiwanese rock band whose very name bespeaks the younger generation’s cre­ativ­ity and sense of the absurd. Its four members—leader, keyboardist and lead singer Wang Kiwei (known as “Lao Wang” or “Old Wang”), bassist Jiang Wang, drummer Huang Tang Hsuan, and guitarist Zack Guo—all grew up in the little town of Qi­shan in Kao­hsiung. They perform songs about the town’s local industry of banana farming, and have dedicated themselves to expressing what it is like to be a young person staying on in one’s small hometown.


On February 29, 2020, the “Cishan Rock” music festival kicked off for its tenth year. It has grown from a simple soapbox karaoke event at its inception to having 11 bands perform one after the other at Cishan Stadium. The organizers, the Youth Banana band, not only rocked on stage, but also put on a drawing and painting competition, an exhibition on local industries and traditional craft professions, and a market. Beyond livening up the town, they also hoped the festival activites would show the public how Qishan is being changed by young people who are active in the community.

“His Story”

“My parents didn’t want me to be like them / And walk in the fields / Wearing a banana shirt with no future / Taking care of a banana plantation / They held fast at home / But didn’t give me a chance to stay / They told me / My future would be brighter if I left my hometown.”

These lyrics come from the single “His Story,” from Youth Banana’s debut EP Bananas Won’t Make You Fat. It tells the story and sentiments of young people born in Qishan in the 1990s who left home although they wished to stay. Qi­shan, once known as the “Banana Kingdom,” experienced a golden age in the 1960s thanks to banana exports to Japan. But the industry faded in the 1970s, and consequently many family elders wanted their children to leave Qishan and find a better future elsewhere.

Younger people rarely hear talk about the glory days of Qishan bananas. “My family grows bananas. But [the older generation] didn’t talk about these things, and I only learned about it after I grew up. Farmers didn’t feel proud of their work—they just felt they were uneducated,” says Huang Tang Hsuan, with a touch of righteous indignation.

Wang Zhongyi, the father of brothers Wang Kiwei and Jiang Wang, is the founder of Qishan’s Zun-Huai Founda­tion, and has long been dedicated to cultural educa­tion and community development. Jiang Wang, Zack Guo, and Huang Tang Hsuan grew up together, and are all volunteers at the foundation. They joined in community clean-ups and took part in efforts to preserve the Qishan train station, slowly cleaning up the old building, which was overgrown with weeds. Jiang Wang says: “The work to preserve the train station affected me a lot; it was only then that I really began to get to know Qishan.”

A response from the world

From a young age Lao Wang helped his father and the foundation do things for Qishan, but he realized that “if there is no industry, then even if you improve people’s educa­tional and cultural opportunities and put the environ­ment into good order, people still won’t stay.”

“Bananas are the greatest common denominator for Qishan people,” says Lao Wang. They applied for a grant of NT$100,000 from the National Youth Commission (now the Youth Development Administration of the Ministry of Education) to do a field survey, engage in food processing, and undertake product development and marketing, in an effort to transform townspeople’s ideas about bananas and to increase value-added for this crop. Wang had to organize an exhibition of results at the completion of the project, and in wondering how best to communicate with the public he thought of his own experiences in bands and called together some friends to form Youth Banana in 2008.

In 2009 the band released its first banana-themed single, “Bananas Won’t Make You Fat.” They filmed a music video in this down-to-earth little town that featured the band wearing conical farmers’ hats and playing their instru­ments in a banana plantation, swaying back and forth with bananas in hand, and getting people in the streets of Qi­shan’s old commercial quarter to dance along. It was a novel idea to use music to market bananas and the young people garnered a lot of attention with their creativity.

From their small locality they called out to the world, and the world responded. The media reported their story as a real-life version of the film Cape No. 7. “In fact at the time we were really happy, because we’d never been taken so seriously in our whole lives,” says Lao Wang with a laugh. “At that time we were all very young, and the one thing you have when you’re young is time. We had our ­ideals and we put them into action. And when we dis­covered that the world was responding positively to us, this encouraged us to keep on.”

Like people in a story

Media reports made them well known across Taiwan, but the main problem in their hometown remained unsolved: With no improvement in the local economy, there were few opportunities for young people to make a living and stay in the town. “When others couldn’t stay, we had to figure out some way for ourselves to remain here.” And so began another experiment by Youth Banana: becoming banana farmers. At first they aimed to “help” farmers by promoting banana sales, but this was a misnomer, explains Lao Wang, for once you become a banana farmer yourself it is no longer a question of “helping” others—it becomes your own predica­ment, and you have to figure out a way forward.

Rolling up their pant legs and getting down to work, they were no longer outside observers. Instead, says Jiang Wang, “We became the people in the story.” Experi­ment­ing with their own lives, they have tried out all kinds of possibilities. Over the past decade, the members of Youth Banana have extended their fields of endeavor, and you may find it hard to imagine how far this band has gone beyond just creating music and releasing albums. They developed their own banana cake, and have thought up all kinds of banana-themed souvenir and gift items. They created the “Hope Farm” banana plantation and became banana farmers, learning about banana growing from other local farmers. They devised little community tours featuring the stories of the town. And this year, after five years of field research, they compiled and published a book, adding the role of “author” to their professional resumés. The book introduces stories of 27 shops and professions (including artisans and shop owners), not only preserving the steadily disappearing feeling of life in a small town, but providing visitors to Qishan with information on old industries and businesses that will help them understand the town in depth.

“We have always made experiments with ourselves. If one road is closed, then you go around and take another, but no matter what, you have to keep moving forward—that’s just life,” says Lao Wang. This group of comrades who have stuck together through thick and thin have dis­covered that the struggle is not in some distant place, that success need not come only far away from home, and that movements for social change need not involve flag-­waving and yelling. “Those of us in this generation feel that social movements are part of daily life. ‘Teaching everyone how to consume bananas’ is also a way of campaigning. You don’t have to go off fighting, but instead you can bring about change in daily life,” says Lao Wang.

In fact, it is also in their own interests to solve local problems. During more than ten years of community work, Lao Wang has not fallen behind in his own life, for he is married with two children. With childrearing now a part of his life, his future projects or community actions might shift toward activities related to children. “In fact my work is also about solving my own problems, but by meeting my own needs I can definitely ameliorate social conditions,” says Lao Wang.

Cultivating youth

“From now on, you young people who are taking on respons­ibil­ity for the land / From now on, as you seize opportuni­ties for progress / Finding and cultivating an ideal life / I’ll be by your side to find sincere steadfastness / The times are changing but we are not afraid / Let us join hands to support each other / Connecting with the earth and living with courage / Cultivating youth with a firm and calm heart” —from the song “Cultivate Youth.”

In 2019, the tenth year since the founding of Youth Banana, the band released the album Cultivate Youth, recording their feelings about staying on in their small hometown.

Zack Guo describes the features of the three albums Youth Banana has released. “Bananas Won’t Make You Fat,” their first single and the title track of their first album, was an effort by young people to use music to help farmers promote sales of bananas. The second album, Community, focused on public issues, such as the realities of politics and societal conditions, with songs like “Public Hearing” and “A Crazy Place.” Their musical style at that time was angry with a punk edge, rocking harder than they did before. In their tenth year, with Cultivate Youth, their style has become gentler and more romantic, moving toward a country music sound.

As young people who have remained in their hometown, Youth Banana’s experiment is not yet completed. They have chosen to “cultivate youth” in their hometown because “no matter where you go there is no Utopia; the best place is the place where you live now,” says Lao Wang.

From meeting with us for a photo shoot early in the morning, then going into the studio for a seven-and-a-half-hour band practice session, and finally joining us again for an interview, all without a break, these young people show no sign of tiredness, in sharp contrast to the label of “frustrated by life” that society places on young people born after 1990. Each member of Youth Banana is optimistic. “Youth Banana cares very much about the exist­ence of every individual. And the reason why we are so optimistic is because we all believe that people will grow and change for the better,” says Huang Tang Hsuan.

Are you worried about tomorrow? Zack Guo, who is already like a professional banana farmer, replies: “Tomorrow? Tomorrow I have to get up early, there’s work to do in the banana plantation!” Jiang Wang says: “Tomorrow? Probably the only thing we worry about is that our work for tomorrow isn’t finished yet!” (There is a great deal of preparatory work still to do for the Cishan Rock festival.) Their positive energy is off the charts. With rock as their spirit and bananas as their faith, the members of Youth Banana are working hard to remain in their hometown because this is “home,” this is “a good place.”     

在家鄉的土地上搖滾

台青蕉樂團

文‧鄧慧純 圖‧莊坤儒

此「台青蕉」非彼高等學府「台清交」,而是「台」灣「青」年愛香「蕉」樂團的簡稱,從團名就洋溢年輕世代的創意與無厘頭。團長兼鍵盤手兼主唱王繼維(暱稱老王)、貝斯手王繼強、鼓手黃堂軒和吉他手郭合沅,成長於高雄旗山小鎮,他們用香蕉當音符,用香蕉園當舞台,用青春譜寫留鄉組曲。


2月29日,高雄旗山逢假日觀光人潮湧現,但這一天更是強強滾。「搖旗吶喊Cishan Rock音樂節」開辦至今已第十年,當年從一個肥皂箱的卡拉OK歌唱活動,到今日旗山體育場上11個樂團接力開唱。身為主辦單位的台青蕉樂團,不僅在台上搖滾炒熱氣氛,也有鎮上95歲的蕉農阿公上台即興一曲,台上台下歡樂同慶。此外,音樂節還搭配搖滾寫生、旗山小鎮老專門店策展、吶喊市集等活動,這不僅只是熱鬧庄頭的活動,還希望大眾看到旗山小鎮在年輕人留下後的改變。

他的故事

「父母不要我和他們一樣/走在田野間/穿著沒有未來的香蕉衫/照顧蕉園/他們守護著家/卻不讓我有機會留下/告訴我/離鄉的月亮比較圓」

這是收錄在台青蕉樂團《香蕉他不肥》內的單曲〈他的故事〉,寫著1990年代出生的旗山青年離家又想留鄉的故事與心聲。曾有「香蕉王國」美名的高雄旗山,種香蕉的歷史已有百年。1960年代,香蕉外銷日本,造就旗山小鎮的黃金時期,旗山人生活得自信且驕傲,從旗山老街仿巴洛克的牌樓就可一窺端倪。但1970年代後,香蕉產業沒落,繁榮不再,在地生活不易,人口外移嚴重。蕉業無前途,留在故鄉,沒有出路,家裡的長輩多希望孩子外出發展。

1983年出生,團員年紀最長的老王,聊起兒時的旗山。旗山學音樂的人口很多,大概與YAHAMA功學社的創辦人出身此地有關,小鎮上每個月都有音樂活動,老王記憶中,小虎隊、迪克牛仔都來旗山表演過。

郭合沅說,小時候他一整群玩伴,有一整片後山可以玩耍,放學後會跟著路隊,去探險鄉間的小路。

關於旗山香蕉曾經的輝煌歷史,年輕一輩也少有聽聞。「我家有種香蕉。可是他們(長輩)不會講這些事情,是我長大後才去了解的。種田的人不會為此感到驕傲,種田的人都覺得自己沒唸書。」黃堂軒有點義憤填膺地說。

老王、王繼強兄弟倆的父親王中義,是旗山「尊懷文教基金會」的創辦人,長期投入旗山的人本教育與社區營造。王繼強和郭合沅、黃堂軒是一起長大的玩伴,也是基金會的志工,大夥兒一起玩鬧,一起探索街頭巷弄,一起打掃社區環境,參與守護旗山火車站,把當初在荒煙漫草中的車站慢慢整理起來,王繼強說:「守護旗山火車站影響我蠻大的,那時候才真正開始慢慢認識旗山。」

向世界吶喊有了回音

老王從小跟著父親、基金會為旗山奔走,卻發現從教育、社區、環境教育等面向著手還不夠,「如果沒有產業,就算把人提升了,把環境整治好了,人還是留不下來。」

「香蕉是旗山人的最大公約數,所以從香蕉著手。」老王說,他們向行政院青年輔導委員會(今教育部青年發展署)申請十萬元經費,從田野調查、食品加工、產品研發、行銷推廣,想翻轉鎮民對香蕉印象,提升香蕉的附加價值。計畫結案需舉辦成果展,如何跟大眾溝通,老王想到自己玩樂團的經驗,於是吆喝同伴,2008年「台青蕉」成團。

2009年發行首張香蕉概念單曲《香蕉他不肥》,在純樸的小鎮上,他們頭戴斗笠,把樂器搬進香蕉園,拿著香蕉搖擺,在旗山老街上,號召大夥跳舞拍MV,大唱「香蕉他不肥,吃他可減肥」宣導香蕉好處多多,也披露香蕉價格直落,蕉農心酸。用音樂來行銷香蕉,在小鎮是新鮮事,年輕人用創意贏得眼球。

他們在地方向世界吶喊,有了回音,媒體報導他們是真人版的「海角七號」,「其實那時候覺得蠻高興的,因為人生從來沒有被這麼重視過,即便你的女朋友都沒有這樣看重你,」老王玩笑地說,「當時大家都很年輕,年輕有的是時間,原本你只是期待了解世界,可是後來你發現世界回應你的時候,你就會更想要再多做一些。」

成為故事裡的人

媒體報導讓他們在島上有了知名度,但家鄉的「結」不容易解,產業仍未見起色,年輕人留鄉的機會鮮少。「人留不下來,就想辦法先讓自己留下來。」台青蕉樂團的另一場實驗在田間展開──成為蕉農。王繼強說:「我們自己去種香蕉,去跟阿公學方法,又走了兩三年。」剛開始是在「幫」農民賣香蕉,幫忙賣,其實很「假掰」,老王解釋,但當你變成蕉農的時候,就不是「幫忙」的問題,而是成為自己的處境,要自己想辦法找出路。

捲起褲管,撩下去,「我們就是故事裡面的人,」王繼強說。拿自己的生活做實驗,嘗試各種的可能性。這十年來,台青蕉樂團守備的戰線擴展延伸,你可能很難想像一個樂團可以如此三頭六臂,除了創作音樂,發行專輯,音樂只是解決問題的方法之一;他們自己研發香蕉蛋糕、香蕉酵素、香蕉果釀、各式的香蕉伴手禮;開闢希望蕉園,成為蕉農,跟著在地農夫學習香蕉的知識,舉行工作假期體驗香蕉農事,契作認養;開辦社區小旅行,挖掘山城的故事、在地好食風味、老產業的巡禮;今年他們還將田野調查四年的成果,匯集出書《小鎮專門店》,職業欄多一項「作家」。書裡介紹小鎮上27道職人風景,像是參與過小鎮內人生大小事的照相館、為蕉農特製農具的打鐵店等,不僅保留下小鎮逐漸消失的生活感,更提供來到旗山的觀光客不只在老街走走,還能從老產業深度認識地方。

「我們一直拿自己做實驗,如果此路不通,就繞路而行,不管如何,還是要繼續前進,這就是生活。」老王說。這群一路結伴的同志,發現戰場不必在遠方,成功也不必在他鄉,參與社會運動不用搖旗吶喊,也不需衝鋒街頭。「我們這一輩覺得運動就在我們的生活中,我們的方式也不一樣。比如『教大家怎麼吃香蕉』也是一種運動,不見得是一定要去fighting,它可以在生活中去轉變。」老王說。

解決地方的問題其實也是為了自己。十多年的社區工作,老王自己的人生步調也沒有落後,已經結婚生子,是兩個孩子的爸了,談到他的育兒經,他說得委婉,他正學著「欣賞」這年紀的孩子,卻又哈哈笑的補上一句,「假如這孩子是我大學室友,我鐵定會叫他搬出去。」人生跨入另一個歷程,他未來的規劃可能會轉向與兒童相關議題,「我的工作其實也是解決我自己的問題,我呼吸任何一口氣都在解決我的需求,而這個需求一定可以解決社會的狀態。」老王說。

種下青春

「從現在承擔土地的少年/從現在實現進步機會/找到所在種下理想的人生/我會陪你 找到真心的可靠/時代在變 咱不怕/用相挺雙手來做伴/接地燒熱 勇氣生命/種下青春 心頭定」〈種下青春〉

2019年,台青蕉樂團成軍10年,發行《種下青春》音樂專輯,寫下他們留鄉的心情。

郭合沅數點著台青蕉三張專輯的特色,第一張單曲《香蕉他不肥》,是年輕世代要用音樂幫農民推廣香蕉,也寫下他們的矛盾與掙扎。第二張寫《社區大小事》,關心公共議題,談政治的現實與社會的現況,如〈公聽會〉、〈一個瘋所在〉,這時的曲風憤慨而龐克,搖滾下得重一點。到了第十年,《種下青春》曲風變得溫潤而浪漫,走鄉村音樂風。這段歷程如同回顧樂團如何走過歲月,轉變與成長。

成為留鄉的人,台青蕉的實驗還沒結束,他們在故鄉「種下青春」,因為「到哪裡都沒有最美好的烏托邦,最好的地點就是在你現在居住的地方。」老王說。台灣的土地已經被荒廢很久了,需要去翻動,自己的土地自己經營,找到一個施力點,即便是乾旱地帶,只要種下耐旱的植物,一樣會長出好的作物,都可以被期待,老王如此比喻。

從一早與我們碰面拍攝,再移轉基地到工作室練團七個小時,然後馬不停蹄地接續採訪,這群年輕人卻不喊累,與社會標籤1990年後出生的「厭世代」氣質迥異。台青蕉的每個團員有一股莫名的樂觀,「台青蕉就是很在意每一個人的存在,而且為什麼我們這麼樂觀,是因為我們都相信人會成長,人會變好。」黃堂軒說。

會為明天憂慮嗎?已經儼然如專業蕉農的郭合沅說:「明天?明天還要早起,蕉園裡有工作耶!」「明天?我們應該只會憂慮明天的工作還沒做完吧!(搖旗吶喊音樂節的籌備工作堆得如山高)」王繼強說。

果然,滿滿破表的正能量。搖滾是精神,香蕉是信仰,台青蕉的成員努力讓自己在家鄉留下來,因為這裡是「家」,是一個「好所在」。   

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