東洋と西洋の出会い——

国家図書館による漢学国際交流
:::

2019 / 4月

文・黃淑姿 写真・林旻萱 翻訳・笹岡 敦子


台北市中山南路と信義路の交差点の傍に、ゆったりのどかな建物がある。たくさんの人で賑わう中正紀念堂の向かいで、この建物はいつも静かに佇んでいる。国民政府の樹立以来広く収集された古文書・古典籍を所蔵し、近年は漢学の国際学術交流において重責を担う。神秘的な黒真珠のように、金銭に換えられない価値ある思想と文化の宝を内に宿している。

 


 70年にわたる国際交流

国家図書館。台湾の最高図書機関として、1944年から中華民国の出版物の国際交換業務を扱い、70年を超える国際交流の経験をもつ。相手側の世界87ヶ国606機関には国立図書館、大学図書館、研究機関、国際組織や漢学センターが含まれ、出版物を交換し所蔵している。

1989年から実施している「外国人研究者の来台漢学研究奨学金」では、これまでに44ヶ国から450人以上の教授や博士課程の学生が、台湾で研究に従事してきた。2010年からは外交部の委託による「台湾研究助成金」事業を実施し、74ヶ国807人を受け入れた。奨学金や研究室を提供するだけでなく、台湾の重要な文化フェスティバルに招くなどして、海外の研究者に台湾の人情に触れてもらうことで、帰国後にもコミュニケーションが続けられる。

豊かな国際交流の経験から、国家図書館は2011年に海外における実体機関「漢学書房」(Resource Point)の推進を命じられた。当時、中華民国政府は世界に「台湾の特色をそなえた中華文化」を広めるべく、海外に「臺灣書院」(Taiwan Academy)を設置していた。ニューヨーク、ヒューストン、ロサンゼルスの3拠点を選び、現地の在外国民センターに図書空間を設けた。国家図書館が台湾編纂の人文社会類の図書を漢学書房に陳列し、また台湾漢学講座(Taiwan Lectures on Chinese Studies)では著名研究者を講演に招き、古文書展を開催して、現地在住の本国人や研究者を呼び込む。

文化の継承

なぜ海外に台湾書院や漢学書房を設立するのか。「五四運動」以降「全面的西洋化」に邁進し、西洋の民主・科学・文学・芸術がいずれも主流となった。しかし文明は、生物の進化と同様に、多様な交流と融合から新たなインスピレーションが芽生え、新しい命が育まれなければ、環境の変化に適応していけない。

文化も然り。スウェーデンの漢学者クリストファー・シッパー(中国名は施舟人)の言葉のとおり「文化は交流をもたらし、交流は文化をもたらす」。200〜300年前のヨーロッパに中国ブームが起きた。明・清の時代に、マテオ・リッチ、アダム・シャール、フェルディナンド・フェルビーストといった宣教師が中国に到達した。流暢な中国語を操り中国朝廷の権力の中心に入り込み、士大夫と頻繁に交際した。宣教師は西洋の科学技術を中国に持ち込み、一方で『論語』『老子』といった中国の古典を持ち帰ると、ヨーロッパの上流社会と知識階級に広まった。

漢学、もしくは「台湾の特色をもった中華文化」は、決して華人の私有財産ではない。西洋文化と同じく、全人類が共有する文化の宝である。東洋と西洋は絶えず交流し、凝り固まった思考回路を刺激し、人々を急速に変わっていく世界と向き合わせる。「人工知能が人類に取って代わる」危機が叫ばれる今、その大切さが際立つ。島を出て、世界の舞台に立ち、海外で「漢学」を伝える任務が、より一層の切迫性と必要性を伴ってくるのである。

計り知れない価値をもつ文化

「漢学」というのは西洋の言い方であり、華人はこのようには呼ばない。中国文化、特に中国古典の研究は「国学」と呼ばれ、これが伝統的な漢学の研究対象である。

この半世紀、特に米国では冷戦時代の政治的な必要性から、中国研究ブームが起き、漢学の研究領域は伝統的な漢籍研究から中国研究や地域研究へと広がり、さらに二百年来の社会科学の発展から、新たな方法論も生まれてきた。従来の漢学は古典の翻訳、解釈学、哲学が中心だったが、現代の漢学は社会学、政治学、経済学、現象学、文化研究などの分野へも広がっている。さらにこの三十年来の中国経済の成長を受け、漢学ないし中国研究は、注目の学際的学問になった。

1980年代の中国の改革開放後、研究者はこぞって中国へ向かう。台湾が冷戦時代から担ってきた中華伝統文化の継承者としての役割に、主流から外れる危機が迫った。

しかし、台湾は東西文化の流れの中で、他にない優位性と重要性を保ってきた。台湾は今も繁体字を使い、重要な古典籍や文物が保存されている。自由な言論と出版の環境が整い、思想を審査されることもなく、権威に挑むこともできる。こうした計り知れない価値をもつ宝を、世界の舞台に出さなくては、台湾自身に、東西文化の交流に、ひいては世界の発展に大きな損失となる。

6年で31の漢学リソースセンターを開設

そこで、2011年から台湾書院の拠点は増えていなかったが、国家図書館館長・曾淑賢は台湾の漢学を世界の舞台に上げることの重要さを意識していた。国家図書館の仕事を引き受けた当時設定した方針「海外における台湾の特色をそなえた中華文化の推進」を継続し、教育部の支持を得て、引き続き国際出版物交換を基礎に、海外に国家図書館のオリジナルブランドである「台湾漢学リソースセンター」(Taiwan Resource Center for Chinese Studies, TRCCS)を打ち出すことにしたのである。

長年培ってきた人脈を考慮し、曾淑賢は奨学金を受けた人の多い海外の大学から展開することにし、教育部と連携して「台湾研究講座」や「台湾書院」の海外拠点を設けていった。2012年11月5日にはテキサス大学オースティン校に、初の台湾漢学リソースセンターの看板を自ら掛けるなど、曾淑賢は国家図書館の職員を率いて、豊かな蔵書と出版物をデータベースとして、欧州・アジア・北米・大洋州へと展開する。

海外拠点は、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院、カナダのトロント大学、フランスのリヨン第三大学、オランダのライデン大学、ベルギーのゲント大学、さらにマレーシア大学、京都大学、ソウル大学、オーストラリア国立大学、ロシア科学アカデミー東洋学研究所、ドイツのバイエルン図書館等がある。6年の間、国家図書館は文化の第一線で、海外の研究者と連携し、外交部の職員と手を携え、31の台湾漢学リソースセンター設立に成功した。

漢籍の国際デジタルアーカイブ

国家図書館は海外にリソースセンターを設立するだけでなく、デジタル時代に即し、漢籍国際デジタルアーカイブを構築し、世界中の重要な所蔵機関と書誌情報資源を共有する。世界のどこにいても、インターネットから貴重な漢学の古典籍文献を探せるようになった。

近代には中国から膨大な数の貴重な古典籍や文献が海外に流出し、盗難に遭ったり、高値で取引されたりした。漢学界の初歩的な調査によると、海外にある中国語古典籍の総数は3百万冊を下らない。漢籍の四散は学術研究に影響するだけでなく、民族の自信も大いに傷つけた。例えば、英国の探検家スタインが1920〜30年代に中央アジアに入り、敦煌の古典籍を大量に持ち去ったことで、敦煌の研究で最初に成果を収めたのは中国ではなく、ヨーロッパの漢学者だった。学者の陳寅‮+‬ّが「敦煌は中国にあるが、敦煌学は海外にある」と苦みを帯びた評を残している。

当時、国家図書館が世界の図書交換の重責を担うことになったのは、「国家図書館が漢籍の善本を所蔵していたからです」と曾淑賢は言う。歴史的に極めて価値の高い古典籍は、かつて中華民国とともに、南京から戦火を避けて重慶へ、成都へと運ばれ、最後に台湾に到着した。館長秘書の唐申蓉が話す。「図書館の先輩職員が話してくれた書物を運んだ過程は、驚くほどの困難の連続でした。命と引き換えに運んだと言っても過言ではありません」と。

世界80機関のデジタル著作権

国家図書館は館内の部門間協力グループを組織し、所蔵発展、書誌、貴重書管理、デジタル系統開発、国際協力、漢学センター等の内部部署と協同し、古典籍を電子化した。2008年からは「ワールド・デジタル・ライブラリー」(WDL)計画に参加し、古典籍160点の電子画像データをアップロードしている。2013年からは「国際敦煌プロジェクト」(IDP)に加わり、所蔵する敦煌写本の画像と解釈データ141点を公開している。二つの世界的なプロジェクトにおいて、国家図書館はいずれも台湾で唯一の参加機関である。

国際的なデジタルコレクションのプロジェクトへの参加と共に、国家図書館は世界80機関のデジタル化の許諾を取得している。世界中の73万点を超える古典籍の総合目録、古典籍デジタル画像資源からなる。

国際的な学術交流に、国家図書館は異彩を放つ。台湾漢学リソースセンターの設置、漢籍デジタルアーカイブの構築、古典の復刻など、台湾の漢学文化を輸出してきた。遠からず、学者・銭穆が『歴史文化論叢』で語った「将来人類の新文化は……東西双方の文化交流から生まれる」という大胆な予言が、現実になるのかもしれない。

関連文章

近期文章

繁體 EN

讓西方與東方相遇

台灣漢學國際交流

文‧黃淑姿 圖‧林旻萱

台北市中山南路與信義路口,佇立著一棟質樸沈穩的建築物,對面的中正紀念堂經常人聲鼎沸,這棟建物卻總是安靜優雅,其實,裡面典藏著國民政府建立以來所搜羅的傳世古籍,近年更擔負起漢學國際學術交流之重責,宛如帶著神秘氣息的黑色珍珠,蘊藏無價的思想與文化寶藏。

 


 

70年國際交流經驗

這裡是國家圖書館,台灣最高圖書機構,從1944年開始負責中華民國的出版品國際交換業務,超過七十年的國際交流資歷,與全球87國、606個交換單位,包括國家圖書館、大學圖書館、學術機構、國際組織及漢學中心等交換並典藏出版品。

1989年起舉辦「外籍學人來台研究漢學獎助」,共有來自44國、超過450位外籍教授及博士生來台研究,自2010年開始接受外交部委辦「台灣獎助金」事務,接待來自74國807人。除了提供獎助金與研究室空間,也邀請學者們參與台灣重要文化與節慶活動,使國際學人感受到台灣的學術能量與友善熱情,回到母國後經常成為雙邊溝通的樞紐。

豐富的國際交流經驗,使國家圖書館在2011年時受命推動海外實體機構「漢學書房」(Resource Point)。當時,中華民國政府要向世界推廣「具有台灣特色的中華文化」,在海外設置「台灣書院」(Taiwan Academy),選擇美國紐約、休士頓、洛杉磯三地,在當地的僑務中心規劃實體書房空間。國家圖書館精選台灣編印的人文社會類圖書陳列在漢學書房中,邀請著名學者主講「台灣漢學講座」(Taiwan Lectures on Chinese Studies)並舉辦古文獻展,吸引當地僑胞與學術文化界人士前往參與。

傳遞文化薪火

為何要在海外建立台灣書院或漢學書房?「五四運動」之後講求「全盤西化」,西方的民主、科學、文學、藝術無不成為主流,然而,文明與生物演化一樣,都需要多樣性的交匯融合,萌發新的靈感,孕育新的生命,才能不斷適應環境變遷。

文化也是如此,如瑞典漢學家施舟人(Kristofer Marinus Schipper)所言:「文化帶來交流,交流帶來文化。」兩、三百年前的歐洲,曾經掀起一股中國熱,源自明、清時期,利瑪竇、湯若望、南懷仁等西方傳教士抵達中國,因能流利使用中文而進入中國朝廷權力中心,頻繁與士大夫交往。傳教士將西方科技帶入中國,也將《論語》、《老子》等中國經典帶至歐洲上流社會與知識份子圈中流傳。

漢學,或說「具有台灣特色的中華文化」,並非華人的私有財,一如西方文化,都是全人類共有的文化寶藏。東方與西方不斷交流,刺激原本僵固的思考慣性,使人類更能面對快速變遷的世界,在當下一片「人工智慧即將取代人類」的危機呼聲中更顯重要。走出島嶼,站上世界舞台,在海外傳遞「漢學」薪火的任務,更具有迫切性與必要性。

無價的文化優勢

「漢學」一詞是西方說法,華人並不如此稱呼,而是將研究中國文化,特別是中國經典的學問稱為「國學」──這同時也是傳統漢學的研究對象。

半世紀以來,特別在美國,因冷戰時期的政治需要,掀起中國研究的熱潮,將漢學從傳統中國經典研究領域擴大至中國研究及區域研究,並因200年來社會科學的蓬勃發展而挹注新的方法論。傳統漢學以經典翻譯、釋義學及哲學研究為重,現代漢學則導入社會學、政治學、經濟學、現象學與文化研究等,加上30年來中國經濟起飛,漢學──或說中國研究,成為熱門的跨領域研究。

1980年代中國改革開放後,研究者紛紛前往中國取經,台灣自冷戰時期扮演的傳統中華文化傳薪者角色,產生了邊緣化危機。

然而,台灣在東西文化流中,始終具有不可取代的優勢與重要性。台灣仍使用繁體中文,保留許多重要古籍善本與文物,有開放的言論與出版風氣,思想不受審查,敢於向權威挑戰……擁有這些無價之寶,如果不將之帶上世界舞台,對台灣自身、對東西方文化交流、甚至對世界發展,都將是一巨大損失。

6年掛牌31個漢學資源中心

因此,雖然2011年後台灣書院據點並未增加,但國家圖書館館長曾淑賢已經意識到將台灣漢學推上世界舞台的重要性,延續當初接掌國圖時所設定的「在海外推廣具台特色的中華文化」主軸,在教育部支持下,繼續以國際出版品交換為基礎,於海外籌建國圖自有品牌「台灣漢學資源中心」(Taiwan Resource Center for Chinese Studies, TRCCS)。

考慮到多年累積的跨國學人交流情誼,曾淑賢策略性地選擇從獎助學人較多的海外大學為起點,並積極聯繫教育部,設置「台灣研究講座」或「台灣書院」的海外聯絡點,和世界級重點大學與研究機構,從2012年11月5日在美國德州大學奧斯汀分校,親手為第一個台灣漢學資源中心掛牌,曾淑賢帶領著國家圖書館的同仁們,以豐富的國圖典藏與台灣出版品為資源庫,踏足歐、亞、美、大洋洲,插旗設點。

細數海外據點,有英國倫敦大學亞非學院、加拿大多倫多大學、法國里昂第三大學、荷蘭萊頓大學、比利時根特大學、馬來西亞馬來西亞大學、日本京都大學、韓國首爾大學、澳洲國立大學等重要大學,俄羅斯科學院東方研究所、德國巴伐利亞圖書館等重要國際機構……6年來,國圖這群文化尖兵,積極聯繫海外學人,也與外交部駐外人員攜手,成功在海外設立31個台灣漢學資源中心。

中文古籍國際數位化平台

國家圖書館不只跨出島嶼至海外設立實體資源中心,也因應科技發展數位資源,建構中文古籍國際數位化平台,與全球重要典藏機構共享書目資源,讓研究者無論身在世界哪個角落,都能透過網路查找珍貴漢學古籍文獻。

近代中國大量珍貴古籍、善本流落海外,遭逢掠劫或被重金收購,根據漢學界初步調查,海外中文古籍總量超過三百萬冊,除日本、美國、英國、法國、俄羅斯等主要藏國的書況清楚,其他國家則仍有待釐清。中文古籍四散,不只影響學術研究,也重創民族自信,如英國探險家斯坦因(Marc Aurel Stein)在1920至30年代進入中亞帶走大批敦煌古籍,使得最早研究敦煌學有成者,不是中國學者,而是歐洲漢學家,以至於學者陳寅恪曾有「敦煌在中國,敦煌學在海外」的辛酸點評。

當年國家圖書館之所以能躋身世界圖書交換重點單位,「根基就在國家圖書館典藏的中文善本古籍。」曾淑賢說,這批具有重大歷史意義的善本古籍,跟著中華民國一路從南京輾轉遷徙到重慶、成都躲避戰禍,最後輾轉落腳台灣。「曾在圖書館內任職的前輩,說起當年參與運書的過程,驚心動魄。這批書,簡直是用命換回來的。」館長秘書唐申蓉說。

取得全球80個館所數位授權

國家圖書館成立館內跨組室工作小組,協同館藏發展、書目管理、特藏文獻管理、數位系統開發、國際合作、漢學中心等內部單位,首先將典藏古籍數位化,並自2008年參與「世界數位圖書館(WDL)」計畫,上傳160筆古籍數位影像資料﹔自2013年起加入「國際敦煌計畫(IDP)」,上傳141筆館藏敦煌寫經影像及詮釋資料。在這兩個重量級世界數位典藏計畫中,國家圖書館都是來自台灣唯一的參與單位。

參與國際級數位典藏計畫的同時,國家圖書館陸續取得全球80個館所的數位化授權,收錄來自全世界、總共超過73萬筆的古籍聯合目錄,以及德國柏林國家圖書館、巴伐利亞圖書館、香港中文大學圖書館、哈佛燕京圖書館等古籍數位化影像資源。

為了讓更多人親炙古籍風采,國家圖書館與出版社合作出版古籍復刻本,選擇國寶級文物,如800年歷史的宋刻焦尾本《註東坡先生詩》,與元朝中國第一本雙色印刷孤本《金剛經》,將脆弱的古籍文物轉化為可捧在手上展讀的書籍,讓古人知識美學走入現代人的生活中,也成為文化交流的最佳伴手禮。

在國際學術交流的氛圍中,國家圖書館異軍突起,無論是設立海外台灣漢學資源中心、搭建世界級中文古籍數位化平台,或是善本復刻等,多年來持續對外輸出台灣式漢學文化,使東西文化有更多元、開放的匯流,免於單一角度的一言堂。也許在不久的將來,學者錢穆於《歷史文化論叢》一書中所說:「將來人類新文化……當由東西雙方之文化交流中產生」的大膽預言,將成事實。                                          

West Meets East

A Venue for Global Sinology

Sanya Huang /photos courtesy of Lin Min-hsuan /tr. by Bruce Humes

sedate and firmly grounded building stands at the intersection of Taipei’s Zhongshan South Road and Xinyi Road. In contrast, located oppos­ite is Chiang Kai-shek Memorial Hall, which often overflows with the sound of boisterous visitors. The building in question, however, remains quiet and composed. In fact, inside are stored texts that have come down through the ages, and have been collected since the establishment of the Republic of China in 1912. More recently, it has also served as the venue for international academic exchanges in the field of sinology. Like a black pearl endowed with a mysterious air, it constitutes a priceless treasure of thought and culture. 


Seven decades of international exchanges

This is the National Central Library (NCL), Taiwan’s highest-ranking book depository. Since 1944, it has been responsible for the international exchange of the Republic of China’s publications. Having undertaken seven decades of such interaction worldwide, it has collaborated with 606 bodies in 87 countries, such as national and university libraries, academic institutions, international organizations and centers of sinology, to facilitate the exchange and collection of various publications.

Since 1989, the library has managed Taiwan’s “Research Grant Program for Foreign Scholars in Chinese Studies.” More than 450 foreign professors and doctoral candidates have visited Taiwan to conduct research under this program. In addition, since 2010 the Ministry of Foreign Affairs has commissioned the library to host 807 scholars from 74 countries on behalf of the ministry’s “Taiwan Fellowship.”

Thanks to the library’s rich experience in managing inter­national exchanges, in 2011 it was tasked with setting up a series of bodies overseas, dubbed “Resource Points.” At the time, the government intended to establish a “Taiwan Academy” network abroad, to promote “Chinese culture with Taiwanese characteristics.”

Passing on the torch of culture

Why establish Taiwan Academies or Resource Points abroad? After the May Fourth Movement, advocates of the movement strove for so-called “total Westernization.” Western-style democracy, science, literature and art all became mainstream. But for continuous adaptation to environmental change, civiliza­tion—like biological evolu­tion—requires the convergence of diversity, inspira­tion from fresh ideas and the nurturing of new life.

The same is true of culture. As stated by the Swedish sinologist Kristofer Schipper: “Culture brings exchange and exchange brings culture.” During the late Ming and early Qing dynasties, “China fever” swept Europe and missionaries such as the Italian Matteo Ricci, German Johann Adam Schall von Bell, and Flemish Ferdinand Verbiest arrived in China. Fluent in Mandarin, they were able to gain entrance to the court’s inner power center and frequented scholar-officials. The missionaries brought Western technology to China, while introducing ancient Chinese classics such as The Analects and Tao Te Ching to European high society and intellectual circles.

Neither sinology nor “Chinese culture with ­Taiwanese characteristics” is the private property of ­Chinese people. Like Western culture, they are treasures to be shared by mankind. Unceasing interaction between East and West has frequently disrupted the inertia of rigid thought, and facilitated mankind’s ability to deal with our rapidly changing world. At a time when a bevy of voices warn that “AI will soon replace mankind,” such exchanges have taken on greater significance. It is now more urgent and crucial than ever to abandon an insular stance, plant our feet on the international stage, and carry the torch of sinology across the globe.

Priceless cultural advantages

Due to the political needs of the Cold War, particu­larly those of the United States, over the last half century there has been an upsurge in China-related analysis. Sinology has broadened from a focus on tradi­tional Chinese classical canons, to include research into China proper and regional studies. Add to this China’s three-decade-long economic boom, and sino­logy—or “China studies”—has become a popular cross-­disciplinary field in its own right.

With mainland China’s reform and opening in the eighties, researchers flocked to the mainland to learn from its experience. Taiwan, in its Cold-War role as torchbearer for traditional Chinese culture, was thus threatened with marginalization.

Taiwan has always possessed, however, a certain importance and irreplaceable advantages in the flow of exchanges between the cultures of East and West. Taiwan still employs traditional Chinese characters, retains many ancient and original manuscripts and cultural relics, enjoys an atmosphere conducive to free speech and ­publishing, and does not conduct censorship, and its people dare to challenge authority. Given these priceless treasures, if Taiwan were to fail to bring them to the world stage, this would represent a huge loss for Taiwan itself, for East‡West inter­action, and even in terms of global progress.

Six years, 31 resource centers

Although the number of Taiwan Academy sites has not increased since 2011, the NCL’s director general, Dr. Tseng Shu-hsien, recognized the importance of highlighting Taiwan’s contribution to sinology on the world stage. In order to persevere with the stewardship of the library’s concept of overseas promotion of “Chinese culture with Taiwanese characteristics,” and with support from the Ministry of Education, the library utilized the exchange of publications as its foundation for establishing the library’s own brand, “Taiwan Resource Centers for Chinese Studies” (TRCCS).

Beginning with Tseng’s personal inauguration of the first TRCCS at the University of Texas at Austin on Novem­ber 5, 2012, she has led her colleagues to venues in the United States, Europe, Asia and Oceania, where they have planted the TRCCS flag and established resource library sites comprising Taiwanese publications and items from the National Central Library’s plentiful collection.      

Over the past six years and more, the library’s pioneering cultural vanguard has proactively reached out to overseas scholars, and joined forces with Ministry of Foreign Affairs staff to successfully inaugurate 31 TRCCS sites.

Ancient Chinese texts, accessible online worldwide 

Besides establishing resource centers outside Taiwan, in response to technical innovation facilitating digital data the NCL has also constructed an international digitization platform. This platform shares its catalogue with bodies housing major sinology collections worldwide, thus permitting researchers in any location to access precious ancient tomes and documents via the library’s online platform.

Since the 19th century, a large number of priceless ancient books and original manuscripts have fallen into foreign hands, or have been looted or sold off internationally for large sums. Sinologists estimate that more than 3 million ancient Chinese volumes are currently outside Greater China. Their dispersal not only negatively impacts academic research, it has also deeply damaged the self-confidence of the Chinese people. For example, the British explorer Aurel Stein entered Central Asia on several expeditions in the 1920s and 1930s, and left with a haul of tens of thousands of scrolls from the Dun­huang Grottoes. This meant that the first scholars to earn a ­reputation as ­Dun­huang experts were European sinologists, not ­China’s. Even a scholar such as Chen ­Yinke noted ironic­ally, “The Dun­huang caves are located in China, but ‘Dun­huang Studies’ are located overseas.”

From the 1930s through the 1980s, the library’s status as one of the top institutions engaging in international book exchange was, according to ­Tseng, “rooted in the National Central Library’s collection of rare and ancient texts.” This collection followed on the heels of the Republic of China’s government when it set up in its capital, Nan­jing, then found its way to Chong­qing in China’s interior, relocated to ­Chengdu to avoid the disasters of war, and finally came to Taiwan in the late 1940s. “When our predecessors who served at the library talked about how they transported the books back then, it was breathtaking,” recounts Tang Shen-jung, secretary to Director ­Tseng. “It was accomplished literally at the cost of human lives.”

Digital rights from 80 libraries

The NCL established a cross-departmental workgroup to supervise development of its collection, cataloguing, curation of special documents, digital system development, international cooperation, and operation of the resource centers and other organizations under the library’s manage­ment. The NCL’s own collection of ancient books was digitized first; then, in 2008, it participated in the “World Digital Library” program, uploading digital images of some 160 rare books. In 2013, it took part in the “Inter­national Dun­huang Project,” for which it put digital images of 141 Dun­huang texts and annotations online. The NCL is the sole Taiwan-based body to take part in either of these world-class digitization projects. 

As well as participating in these prominent digital collection projects, the NCL has acquired digital rights from 80 libraries worldwide. This effectively grants the library access to a shared catalogue of digital images for more than 730,000 ancient books.

Perhaps in the near future, the bold prediction made by scholar Qian Mu in his work Essays on History and Culture will come to pass: “A new form of human civil­iza­tion will emerge… from interaction between the cultures of East and West.”                

X 使用【台灣光華雜誌】APP!
更快速更方便!