ベトナムに華語教育の種をまく

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2016 / 4月

文・張瓊方 写真・莊坤儒 翻訳・山口雪菜


台湾とベトナムの文化にはよく似た点が少なくない。どちらも春節や中秋節を祝い、儒教文化を尊び、多くの人が文廟(孔子廟)を参拝する。政治的な影響で、ベトナムでは一度は中国語教育が厳しく制限されたが、1986年の改革開放以降はそれも緩和され、ベトナムでは今も至るところで繁体字の漢字を見ることができる。

近年、台湾の教育産業は海外展開を積極的に進めており、中国語教育推進や華語文能力測験(華語能力検定)などの周辺措置とともに、東南アジア各国へと進出している。

世界的な中国語学習ブームは続いており、華人文化とのつながりが深いベトナムでは、台湾による中国語教育が盛んになりつつある。

 

 


ホン川の右岸に位置するベトナムの首都ハノイは、かつて「昇龍」という中国風の名前で呼ばれていた。一千年以上前、李朝の始祖李公蘊が、ここで金の龍が天に昇る姿を見たことから名付けられたと言われている。

ハノイ市の中心、ホアンキエム湖の西側にある文廟——国子監は1070年に建立されたベトナム最古の孔子廟である。その構造は孔子の故郷である山東省曲阜の孔子廟に倣ったもので、五行を象徴する五つの庭園があり、雅で荘厳な作りとなっている。国子監はベトナム最古の大学でもあり、儒教文化の象徴とされている。

幾度もの戦乱や修復を経た今も、文廟の各所には繁体字が刻まれた額があり、春節には参拝客がここで春聯を書く姿が見られる。

ここからも分かる通り、ベトナムの人々は中国語が読めないとしても、漢字は決して親しみのない存在ではない。政治的な要素は別として、ベトナムにおける中国語教育推進には十分な基礎があると言える。

ベトナムに文化の種をまく

駐ベトナム台北経済文化代表処の石瑞琦大使によると、台湾人とベトナム人は風習や考え方が非常によく似ており、ここに進出した台湾企業の駐在員も異国に来たという感じはしないという。そのため、ベトナムはごく自然に台湾の華語教育産業輸出の重点国家となっている。その話によると、ベトナムは国際的にも非常に潜在力の高い国とされており、台湾との関係も密接であり、華語教育はベトナムの国力向上に役立っている。3月中旬、台湾の30以上の大学がベトナムで教育フェアを開催し、ベトナムの各界から重視された。石瑞琦大使はベトナムでの華語教育の発展に大きな自信を持っている。

2007年、我が国の教育部は「台湾ベトナム華語文教学合作プラン」をスタートさせ、プロジェクトとして華語教師をベトナムの各大学に派遣した。2013年からは、この計画は「華語文教育産業輸出大国8年計画」に組み込まれ、継続して実施されている。

教育部国際及び両岸教育司の頼羿帆科長によると、正体字の華語を推進するために、教育部では華語教師を選抜し、往復航空券と教材費、生活費を補助して彼らを東南アジアや欧米、アフリカなどに派遣している。中でも東南アジア(ベトナム、タイ、インドネシア、インドなど)は重点地域とされ、2015年にはベトナムに派遣した華語教員だけで34人にのぼるという。

2015年9月に華語教師としてハノイに派遣された簡婉茹さんは、その中のシード教員で、ベトナム国家大学ハノイ校に属する外国語大学で初級口語科の授業を担当している。授業では、彼女は、ゆっくりと正しい発音で話すようにしている。

教室の十数人の学生たちは台湾から来た綺麗な先生に大いに好感を抱いている。大多数は高校を卒業し、台湾の大学への留学を目指している学生だ。18歳のグエングォクアンさんは、台中の朝陽大学でレストラン管理を学ぶことになっており、卒業後は台湾に残って働きたいと言う。22歳のブーティトゥイチャンさんの状況は少し違い、中国の重慶大学経済学科を卒業した後、さらに中国で中国文化と古代漢語を学ぶために繁体字を学びに来ている。「繁体字は複雑で難しいです」と言う。

華語教師が語る台湾

32歳の華語教師の黄韻玲さんは、ベトナム国家大学ハノイ校に属する人文社会科学大学の東方学科で口語の授業を担当している。「私の主たる任務は学生たちに話をして聞かせ、ヒアリング能力を高めることです。読み書きの方は、私の任務ではありません」と言う。東方学科の主任は7年間台湾に留学した経験があり、台湾から来た華語教師には非常に友好的で、教材の内容には口を出さず、ヒアリング能力向上を任せている。

4年生の授業は「台湾の印象」というテーマで、黄韻玲さんは台北101や台湾のアイドル、タピオカミルクティ、臭豆腐、滷肉飯などについて話し、学生たちは興味深そうに聞く。

昨年、教育部の華語文奨学金を取得して輔仁大学華語文センターで9ヶ月学んだグエンミンクイさんは、台湾での繁体字の学習は最初は大変だったが、1カ月後には慣れたと言う。

グエンさんは学習環境の違いに大きな衝撃を受けた。「輔仁大学には4つの図書館があり、どれも私たちの学校の図書館の5倍の大きさがありました」と言う。

東方学科で中国学を専攻する4年生のホアティアンさんも台湾留学を目指している。彼女の場合は、母親が12年前から台湾で介護の仕事をしていて3年に一度しか帰国しないので、母親に会いに行きたいのだと言って涙を浮かべる。

ベトナムに派遣される華語教師は、華語学習の推進と台湾紹介という使命を担っている。彼らにとって、初めての環境は衝撃であり、成長の機会でもある。

「かつて華人排斥事件があったため、母は私がベトナムに来るのを反対しましたが、反対を押し切りました」と蔡蓓瑋さんは言う。ベトナムでは華語を教える傍ら、学生からベトナム語を学んでおり、収穫は大きいと言う。

華語文能力測検vs漢語水平考試

海外に派遣される華語教師を、世界にまく種子(シード)に喩えるなら、華語文能力測検は、その成果を検証するツールと言えるだろう。

駐ベトナム台北経済文化代表処教育組の陳郁仁組長は、台湾の高等教育輸出には周辺措置が必要だと考えている。言語は交流の重要な道具であり、英米にはTOEFLなどの英語能力検定がある。我が国の華語測験推進行動委員会が開発した華語文能力測験(TOCFL)は、ベトナムでは9年にわたって実施されており、これを採用する学校や企業も増え、将来的に中国語検定市場の主導権を握ることが期待されている。

中国大陸が実施する漢語水平考試(HSK)にはすでに20年の歴史があり、試験は簡体字で行われる。台湾の華語文測験(TOCFL)の方は、正体字と簡体字のどちらかを選ぶことができる。

「かつてベトナムでは漢語水平考試を受ける人の方が多かったのですが、ここ数年は私たちが急速に追いつき、昨年と一昨年は台湾が追い抜いています」と言う。2015年には、ベトナム全国で3000人近くがTOCFLを受けた。

TOCFLの優位性はその精確さと世界共通性にある。陳郁仁組長によると、漢語水平考試は比較的シンプルだが精確性に欠ける。TOCFLはヨーロッパ言語共通参照枠に従って6レベルに分けられており、世界共通性を有する。「漢語水平考試の6級はTOCFLの4級レベルに相当します」と言う。

海外の中国語検定市場における競争は、発言権の競争とも言え、二つの検定試験の設問内容には自ずと違いが出てくる。「大陸の漢語水平考試は中国の題材を扱い、私たちのTOCFLは台湾の題材を扱っています」と陳郁仁組長は言う。

だからこそ、華語文測験の設問は審査を経なければならない。「原則として反動思想があってはならず、また他国との友好関係を傷つけるような内容も避けなければなりません」と言う。

華語文測験も一つの産業

「華語文測験も将来的には一つの産業として発展させられます」と陳組長は言う。華語文能力測験には13年の歴史があり、30数ヶ国で採用されている。「TOCFLのシステムがある程度まで発展して国際社会がこの検定を認めるようになれば、それは教育産業の輸出と言えます」と言う。

TOCFLのベトナムでの受験料は35万ドン(約500台湾元)で、受験料収入は年間100万元になる。ベトナムで市場が確立できれば、将来的には受験料引き上げも考えられると言う。

TOCFLは学生と社会人を対象とした中国語能力検定試験である。

学生にとっては、中国語能力の進歩を確認する手段となり、一部の大学の言語学科では卒業のための必須資格とされている。TOCFLは6級に分かれており、最高レベルの第6級は、非中国語圏で3840時間以上学習し、8000字の語彙を習得して翻訳に従事できるレベルである。大学や小中学校の教員になるには56級の認定が求められる。

ベトナムの学生が台湾に留学する際にもTOCFLの認定が求められる。台湾で学位を取得するために留学するには2級の認定が求められ、語学留学にも1級(または英語の基本能力)が求められる。中国語も英語もまったくできなければ、基本的な生活に支障をきたすからだ。

台湾企業の人材募集にも有益

就職にもTOCFLの認定が活用できる。介護など台湾で就労する際にも一定程度の言語能力が求められるし、ベトナムの現地で台湾企業が中国語のできる人材を探す際にもTOCFLの認定によってその能力を確認できる。

かつて、現地の台湾企業が人材を募集する際、「自分は中国語ができる」と言う応募者の言葉を信じて採用しても、実際にはその能力が不十分なことが少なくなかった。今ではTOCFLの認定を参考にすることで、本当に力のある人を採用できるようになっている。

現地の台湾企業の中には、従業員の中国語学習を奨励しているところもあり、ベトナム代表処教育組もこうした取り組みに協力している。これまでに味丹や大同奈陶磁、藍宝樹脂といった台湾企業で、従業員の中国語能力検定試験を行なってきた。「中国語能力の認定を得ることで昇格しやすくなるとすれば、それは大きな動機付けになります」と陳郁仁組長は言う。

口コミでマーケティング

台湾企業が続々と海外進出するにつれて、台湾の教育産業も対外展開を開始しており、両者は互いを支え合う関係になっている。

ベトナムで7年にわたってTOCFLを推進してきた陳郁仁組長は、ベトナムでは教育分野の発展が大いに期待できると考えている。ベトナムには400余りの高専や大学があるのだが、中には学生が定員に満たない学校もあれば、卒業しても就職に有利ではないという現状があり、多くの人が海外留学を希望しているのである。

近年は、台湾の大学がベトナムの大学で留学生を募集してきたため大学院への留学が多く、台湾で教育を受けて帰国後に大学講師となる人もいる。しかし、少子化が進む台湾では、不足しているのは大学院生ではなく学部の学生であるため、募集の重点も変えていかなければならない。「今後は、ベトナムの高校の校長や教員に台湾を知ってもらい、高校生の夏季短期カリキュラムなども実施して、高校生に台湾への認識を深めてもらう必要があります」と言う。

昨年末、陳郁仁組長はベトナムの高校の校長14名を台湾視察に招き、新北市教育局、板橋高校、台中潭子の葳格中学、台南医事科技大学などを訪問した。こうした行動を通して、ベトナムで台湾への理解と評判が高まることが期待される。

台湾からの華語教師の派遣や、現地学生の台湾留学、そして現地教員の台湾視察などを通して、口コミで台湾の教育に対する評判が広まり、台湾の教育産業輸出がベトナムで花開くことが期待されている。

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Planting Seeds: Mandarin Education in Vietnam

Chang Chiung-fang /photos courtesy of Chuang Kung-ju /tr. by Scott Williams

In some ways, Taiwan and Vietnam share very similar cultures. For example, both celebrate the Lunar New Year and Mid-Autumn Festival, and both are dotted with popular, incense-filled Confucius Temples. Indeed, traditional Chinese characters are still displayed on signs all over Vietnam in spite of the politically driven restrictions on Chinese language education that used to exist there.

That cultural affinity has been fortuitous for Taiwan’s education industry, which in recent years has begun taking steps towards selling its “product” overseas. Happily, Taiwan’s interest in “exporting” Mandarin has coincided with international interest in learning Chinese. Though a relative latecomer to international Mandarin education, Taiwan has grand ambitions in the field.

Taiwan’s efforts to export educational products have been helped by the rapid spread of measures aimed at promoting Chinese language education and Chinese language proficiency testing across Southeast Asia. Vietnam has proved particularly fertile soil: when this international fervor for Chinese language learning reached the country, its deep and longstanding ties to Chinese culture caused it to burst into flame like a spark on dry tinder.


 

Thang Long (“ascendant dragon”), one of the old names for Vietnam’s capital, Hanoi, has a strongly Chinese flavor. According to legend, it was given to the city by Ly Thai To, the founder of the Later Ly Dynasty, more than 1,000 years ago when he had an auspicious vision of a golden dragon flying through the sky.

Hanoi’s Temple of Literature, an imperial academy located at the heart of the city, is Vietnam’s oldest extant Confucius temple. Built in 1070 CE, it was designed to be an exact copy of the Confucius Temple in Confucius’ home town of Qufu, Shandong Province. Elegant and dignified, the temple was Vietnam’s first university. Nowadays, it is also seen as a symbol of traditional Confucian culture. 

The temple has survived numerous wars and reconstructions over the last 900-plus years, and even today retains a certain Chinese atmosphere: its gates are still inscribed with traditional Chinese characters, and temple staff still maintain their custom of writing New Year’s couplets in Chinese for visitors. Clearly, written Chinese remains somewhat familiar to many Vietnamese, even those who can’t read it.

Cultural seeds

Richard Shih, head of the Taipei Economic and Cultural Office (TECO) in Hanoi, notes that Taiwan and Vietnam have very similar customs, which helps Taiwanese businesspeople feel very much at home there. Vietnam’s geographical and psychological proximity to Taiwan has also made it a natural focus for Taiwan’s efforts to export Mandarin education. Shih says that Vietnam is a close partner with Taiwan, and is widely recognized as a country on the rise. In March, some 30 Taiwan universities will stage an education fair in Vietnam. He is highly confident of the prospects for Mandarin education there.

In fact, the Ministry of Education began implementing a joint effort with Vietnam to promote Chinese language education there in 2007. The program, which involves assigning Mandarin teachers from Taiwan to teaching positions at Vietnamese universities, was folded into the ministry’s eight-year plan to export Chinese language education in 2013.

Lai Yi-fan, a section chief from the MOE’s Department of International and Cross-Strait Education, explains that the MOE selects Chinese language teachers to promote the use of traditional Chinese characters abroad; partially subsidizes the costs of a round-trip airfare, teaching materials and living expenses; and sends them to nations in Southeast Asia, Europe, the Americas and Africa to teach. 

The program placed 34 teachers in Vietnam in 2015, including Jian Wanru.

Jian, who was sent to Hanoi last September and teaches introductory Chinese at the University of Languages and International Studies there, says she makes a point of speaking slowly and clearly in class.

Jian is well liked by the dozen or so students in the class, most of whom are high-school graduates planning to attend university in Taiwan. Nguyen Ngoc Anh is pretty typical of them. Just 18, she plans to study restaurant management at Taichung’s Chaoyang University of Technology. But Vu Thi Thuy Trang, 22, is a little unusual. Already a graduate of the economics department of mainland China’s Chongqing University, she has begun studying traditional Chinese characters because she plans to return to the mainland to pursue a graduate degree in Chinese culture and classical Chinese. “Traditional characters are difficult. They’re so much more complex!”

Talking about Taiwan

Huang Yunling, 32, teaches Mandarin classes in the Oriental Studies Faculty of the University of Social Sciences and Humanities (USSH) Hanoi. “My duties involve speaking with students,” says Huang. “They need to practice their listening skills. I don’t teach reading or writing.”

Huang’s students listen with keen interest as she offers seniors specializing in Chinese “Impressions of Taiwan,” describing landmarks such as Taipei 101, pop icons such as Jay Chou, and delicious snacks like bubble tea, salty deep-fried chicken, stinky tofu, and minced-pork rice.

Nguyen Minh Quy, who last year earned a scholarship from the Ministry of Education to study Mandarin in Taiwan, loved the nine months she spent as a student at Fu Jen Catholic University’s Center of Chinese Language and Culture. “I really miss the Taiwanese accent. It’s so nice listening to you speak.” Nguyen says the biggest difference she found between Taiwan and Vietnam was in the learning environment. “Fu Jen has four libraries, each of which is five times the size of our school’s library.”

Hua Thi Anh, a senior in the Oriental Studies Faculty specializing in Sinology, would also like to study in Taiwan. She says that her mother went to Taiwan 12 years ago to work as a caregiver and only returned to Vietnam three years ago. “She was there so long, she’s practically Taiwanese!”

Language teachers assigned to Vietnam have a dual mission: promoting Mandarin and introducing students to Taiwan. But contending with an unfamiliar environment forces them to grow as well.

“My mother didn’t want me to come to Vietnam because of the anti-China protests [in 2014], but I was determined to come.” Peggy Tsai remarks that while she’s teaching Mandarin, she’s also learning Vietnamese from her students. She believes she’s gaining a lot from the experience.

TOCFL vs. HSK

Aaron Chen, director of TECO Hanoi’s education division, says that promoting Taiwanese higher education abroad requires supporting measures. One of these is the Test of Chinese as a Foreign Language (TOCFL) developed by the Steering Committee for the Test of Proficiency – Huayu. Available in Vietnam for nine years, the TOCFL has gained widespread acceptance among schools and businesses, and looks set to take a leading position in the Chinese language proficiency testing market in Vietnam.

Chen says that while mainland China’s Hanyu Shuiping Kaoshi (HSK), which has been around for more than 20 years, tests only simplified characters, Taiwan’s TOCFL offers both simplified- and traditional-character options.

“More Vietnamese used to take the HSK, but we’ve been catching up. In fact, in 2014 and 2015, more Vietnamese took the TOCFL.” According to Chen, nearly 3,000 people took the TOCFL in Vietnam in 2015.

The TOCFL’s strengths are its accuracy and its universality. Chen argues that the HSK is a simpler and less accurate test. And he explains that TOCFL’s universality stems from its adherence to the Common European Framework’s standard of six levels of proficiency. “The HSK’s highest level is roughly equivalent to only level four [of six] of the TOCFL,” adds Chen. 

Competition in the foreign market for Chinese language proficiency testing is really about linguistic dominance. “Test questions involve cultural content and narratives,” says Chen, explaining that the two tests’ content naturally differs. “Mainland China’s HSK uses mainland Chinese content. Our TOCFL brings in Taiwanese issues.”

For that reason, all TOCFL questions have to be reviewed before being placed in the test. “The idea is that questions can’t include reactionary ideas or injure the feelings of our diplomatic partners.”

A different sort of export

“Mandarin proficiency testing could eventually develop into an industry.” Chen says that the TOCFL has existed for 13 years, and that 30-some nations currently use it. “If the test grows to the point that the international community all use it to evaluate Mandarin proficiency, it will become a kind of educational export.”

The TOCFL is aimed at students and working people, and provides evidence of their Mandarin proficiency.

For many students, the test is more than simply a measure of their skills or of their progress: it is often a graduation requirement. Chen says that achievement of the TOCFL’s highest proficiency level (level six) requires knowledge of roughly 8,000 characters and, for students in a non-Mandarin-speaking area, at least 3,840 hours of study. Those who reach it are capable of doing translation work. Individuals teaching Mandarin at a secondary-school or university level should also hold a level five or six certification.

Vietnamese students coming to Taiwan to pursue their educations need proof of their Mandarin proficiency. The current requirements are that degree-seeking students have at least a level-two certification, while those coming to study Mandarin should have at least a level one.

Mandarin proficiency certifications are also used in the working world. Vietnamese laborers and caregivers working in Taiwan all need a certain level of Mandarin skill to communicate with their employers. Taiwanese businesses in Vietnam can also use the TOCFL to find the bilingual professionals they so urgently require.

Some Taiwanese companies even offer extra benefits as an incentive to their employees to further their Mandarin studies. TECO’s education division does its utmost to help, and has organized proficiency tests at the Vietnamese offices of several Taiwanese companies, including Vedan, Taicera, and Nanpao Resins.

Word-of-mouth marketing

Following in the footsteps of Taiwan’s pioneering businesses, Taiwan’s educational industry has also begun expanding overseas. In fact, the two have developed a mutually supportive relationship.

Chen confidently states that the educational field has tremendous potential in Vietnam. Although Vietnam has more than 400 high schools, colleges and universities, some of those schools are having trouble attracting students. Worse, many of those that do have students are producing graduates who aren’t prepared for jobs, prompting large numbers of Vietnamese to look into studying abroad.

Taiwan has been recruiting graduate students from Vietnam’s universities for a number of years. But Taiwan’s declining birthrate has left many of its universities scrambling to fill their undergraduate rolls as well. “In the future, we’d like to help Vietnamese high-school teachers and principals get to know Taiwan,” says Chen. “We are even planning to offer some short classes about Taiwan to high-school students.”

Late last year, Chen invited 14 Vietnamese high-school principals to visit Taiwan in the belief that it would turn them into cheerleaders for study in Taiwan. 

With overseas Mandarin teachers planting seeds and tilling the soil, and more and more Vietnamese who have themselves studied in Taiwan spreading the word, Taiwan’s educational “exports” are sure to flower in Vietnam.

撒向越南的文化種籽──越南華教現況

文‧張瓊方 圖‧莊坤儒

台灣與越南文化,有些地方極為相似。例如,一樣都過農曆年、中秋節;一樣尊崇儒家文化,文廟(孔廟)在兩地同樣香火鼎盛。即便受政治因素影響,越南一度嚴格限制華文教育,直到1986年改革開放後,才漸漸鬆綁。如今越南仍處處可見繁體中文字的蹤跡。

近年,台灣教育產業開始對外輸出,華文教育推廣與華語文能力測驗等配套措施,正如火如荼地在東南亞各國展開。

全球華語學習熱潮依舊,與華人文化連結甚深的越南,更有舊柴再添薪火之勢,海外華語文教育這塊版圖,台灣有後來居上的雄心。


 

越南首都河內位於紅河右岸,它有一個中國味濃厚的舊名──昇龍城,據傳是一千多年前李朝始祖李公蘊,看見金龍飛天之祥兆而得名。

座落於河內市中心、還劍湖西側的文廟──國子監,落成於西元1070年,是全越最古老的文廟。其格局完全仿造孔子故鄉山東曲阜孔廟而建,象徵五行的五個庭院,古雅清幽、雄偉莊嚴,不僅是越南第一所大學所在地,更被視為傳統儒學文化的象徵。

歷經戰亂、幾經修建,九百多年後的今天,文廟牌匾上的繁體中文字依舊,廟中為遊客書寫春聯賀歲的禮俗也依然行禮如儀。

由此可見,華文對多數越南人而言,即便不認識,也並非全然陌生。排除政治因素不論,在越南推廣華語文,理應事半功倍。

撒向越南的文化種籽

駐越南台北經濟文化代表處大使石瑞琦指出,台越間習俗、民心相似度很高,台商在越南根本不像在異鄉生活,越南自然成為台灣華語文教育產業輸出的重點國家。他也表示,越南在國際上是非常有潛力的國家,和台灣的關係非常密切,華語教育對於提升越南國力非常有幫助,3月中旬台灣有三十幾所大學將至越南舉辦教育展,受到越南國內各界高度重視,石瑞琦大使對於華語教育在越南的展望具有高度信心。

2007年,教育部開始實施「台越華語文教學合作計畫」,以專案方式選派華語教師至越南各大學任教;2013年起,此計畫併入「邁向華語文教育產業輸出大國8年計畫」,持續推動。

教育部國際及兩岸教育司科長賴羿帆指出,為了推廣正體華語,教育部遴選華語教師,以補助來回機票、教材費與生活費之方式,分派至東南亞、歐美非等國家任教。「東南亞是重點區域(包括越南、泰國、印尼、印度)」,他指出2015年派赴越南的華語教師就有34位之多。

2015年9月派到河內的簡婉茹是其中一位種籽教師。在河內國家大學下屬外國語大學擔任初級口語課老師,簡婉茹上起課來刻意放慢語調,句句字正腔圓。

班上十幾位學生對這位台灣來的美女老師深具好感。他們多數高中畢業、準備到台灣念大學。18歲的阮玉映,準備到台中朝陽大學念餐飲管理,她說畢業後想留在台灣工作。22歲的武氏垂庄是例外,她已自中國重慶大學經濟系畢業,未來想要到中國繼續攻讀中國文化及古代漢語,因此得學繁體字。「繁體字很難,複雜很多!」她苦惱地說。

華語老師說台灣

32歲的華語教師黃韻玲,在河內國家大學所屬人文與社會科學大學東方系教授口語課。「我的主要任務是跟學生說話,他們要練習聽力;寫字、認讀,不是我的教學任務。」黃韻玲說,東方系專業主任阮壽德留學台灣7年,對台灣華語老師非常友善,從不管教材內容,請每位老師撥2小時給黃韻玲,讓她進去跟學生「講話」。

今天黃韻玲跟中文專業大四學生講的是「台灣印象」。介紹台北101、明星周杰倫、珍珠奶茶、鹽酥雞、臭豆腐、滷肉飯……,學生們聽得「津津有味」,反應熱烈。

去年拿到教育部華語文獎學金,在輔仁大學華語文中心學習9個月中文的阮明葵感受最是強烈。「到台灣學習繁體字一開始有困難,但是一個月後就習慣了,」她說:「很想念台灣的口音,聽你講話覺得很好聽。」

阮明葵感受最大的差異在學習環境,「輔仁大學有4個圖書館,每個都比我們學校的圖書館大5倍。」

已拿到華語文測驗4級證明的阮明葵,2015年10月獲得駐越南台商會舉辦的漢語演講比賽第一名,講題是:「留學台灣的經驗」。

東方系中國學專業四年級的許氏英也想到台灣留學。她說,媽媽莫氏燕12年前到台灣當看護,3年才回越南一次,「我媽媽去很久了,快變成台灣人了,我想去找她。」說著說著,許氏英紅了眼眶。

派赴越南的華語老師,肩負推廣華語、介紹台灣的使命;對他們自己而言,面對陌生環境也是一種衝擊與成長。

「排華事件之後,媽媽本來很反對我來越南,但我堅持要來。」蔡蓓瑋說,自己教授華語的同時,也跟學生學越南語,很有收穫。

「對從沒來過越南的我來說,這裡是一個新鮮又未知的世界。」劉靜芯說,雖然曾在北越遭遇搶劫,但財去人平安,只要提高警覺,沒什麼好怕的。

華語文能力測驗vs.漢語水平考試

如果說,派赴海外教學的華語老師,有如撒向世界的一把種籽;華語文測驗就是驗收成果的工具。

駐越南代表處教育組組長陳郁仁指出,台灣高等教育輸出需要配套措施,而語言是交流的重要關鍵,英美國家在推動教育輸出時,一定有語言測驗配套,如美國採用托福、英國採納亞斯或劍橋。由國家華語測驗推動工作委員會所研發的「華語文能力測驗」(TOCFL),已在越南推動9年,漸獲學校及企業採用,將來可望取得華語測驗市場的主導權。

陳郁仁指出,中國大陸的「漢語水平考試」(HSK),已有二十多年歷史,考的是簡體字;而台灣發展的華語文檢測則有正、簡體兩種版本可供選擇。

「過去越南考漢語水平考試的人比較多,但這幾年我們急起直追,去年、前年都超越他們。」陳郁仁以2015年為例,全越南有將近三千人報考TOCFL。

TOCFL的利基在於其精確性與世界共通性。陳郁仁解釋,漢語水平考試較簡單,但不精確;TOCFL按歐洲共同語言架構的六級分級,才具有世界共通性。「漢語水平考試的6級,大約只有TOCFL的4級程度。」

海外華測市場的競爭,事實上也是一場話語權的較勁。「考題牽涉文化內容與敘述方法,」陳郁仁表示,兩種測驗的題材內容自然會有差異。「對岸的漢語水平考試會談中國的題材,我們的TOCFL會放台灣的議題。」

正因如此,華語文測驗的試題都必須先經過審查。「原則是不能有反動思想,也不能傷害邦交國的情誼,」陳郁仁舉例,有一年題目被臨時拿掉,因為涉及環保議題,談到全球都在重視環保議題,只有中國大陸經濟掛帥。校方因怕傷害邦交國情誼,要求換題目。「有一次,一直檢查到考試當天早上才說要更改題目,根本來不及,不得已考試只好延後舉辦。」陳郁仁苦笑說。

華測,另類產業輸出

「華語文測驗將來可以發展成一項產業」,陳郁仁指出教育部扶持「國家華語測驗推動工作委員會」,研發、編撰試題、舉辦華語文能力測驗已有13年歷史,目前不僅在台灣很普遍,還進一步推廣到海外三十幾個國家採用這套考試。「TOCFL系統如果發展到一個程度,國際社會都用這項考試來鑑定華語文能力,那就是一種教育產業的輸出。」

以越南為例,TOCFL報名費35萬越南盾,大約合台幣500元,近兩年華測在越南的收入都超過4萬美金,約合台幣一百多萬元。陳郁仁認為,只要在越南創造市場的需要和必須性,將來就有條件提高報名費。

TOCFL對象是學生以及社會人士,其目的在證明中文語文能力。

對學生而言,TOCFL不只是學習過程中檢測自己能力與進步的手段,也是部分大學語言學系學生的畢業門檻。陳郁仁指出,TOCFL按程度共分六級,第六級(精通級)的標準:在非華語地區學習3,840小時以上,懂得詞彙在8,000字左右,已可從事翻譯工作;至於中文系的學生可能需要通過四級考試;第二外語或許得通過二、三級檢測。大專、中小學老師,也必須要拿到五或六級認證。

越南學生到台灣留學也必須要拿語言能力證明,現階段規定:念學位要取得二級能力證明,念華語至少要有具備一級的華語文能力(或者以英文基本能力來取代)。陳郁仁表示:「我們希望他們去台灣時有一個媒介語言能與台灣人溝通,如果中英文皆不行,生活可能有困難。」

為台商舉才

此外,職場也用得到華語文能力證明。例如,受雇到台灣的越南勞工、看護,都需要有一定程度的華語文能力,才能與雇主溝通;即便是在越南,亟需華語人才的台商,也可以透過華語文能力測驗,精準地找到需要的翻譯人才。

「翻譯人才對於企業內、外的溝通都非常重要」,陳郁仁表示,企業的翻譯人員若素質差,沒有做好溝通,便容易產生誤解。像前年發生「513暴動」時,翻譯人員若能出來說明清楚,居中協調,便能減少誤解與損失。

過去台商徵才時,人人都自信滿滿地說自己「會」中文,但聘用了之後,才知道他們會的有限,甚至不會也說自己會。自從有了TOCFL做為標準,就不難找到真正的人才。

有些台商企業用加薪來鼓勵員工進修中文,代表處教育組也願意盡力配合,曾先後到過味丹、大同奈陶瓷、藍寶樹脂等台商企業,為員工舉辦中文能力檢測,「公司拿華語文能力證明做為員工升遷依據,相當具有鼓勵作用。」陳郁仁深表贊同。

口碑行銷

繼台商在海外開疆闢土拚經濟之後,台灣的教育產業也開始向外拓展,兩者之間,還能互相拉抬、幫襯。

在越南開疆闢土第7個年頭的陳郁仁滿懷信心地表示,教育領域在越南大有可為,因為越南雖有四百多所高專、大學,有些大學已經招不到學生,而且培養出來的人才不能用、不好用,所以很多人還是希望到國外念書。

這些年台灣到越南大學裡招生,因此招到的多是碩、博士生,台灣也的確為越南培養了一些講師;但少子化之後,台灣缺的不是碩、博士生,而是大學生,因此,得將招生重點慢慢轉移真正的需求上。「我們未來要讓越南的高中老師、校長認識台灣,甚至要辦一些暑期的短期課程,讓高中生也能去認識台灣。」

去年底,陳郁仁邀請14位越南高中校長,到台灣參訪新北市教育局、板橋高中、台中潭子的葳格中學、台南醫事科技大學。陳郁仁相信,他們回越南後都會變成台灣的宣傳尖兵。

的確,透過外派華語教師的播種耕耘;以及越來越多來過台灣留學、參訪等宣傳尖兵的口碑行銷,台灣的教育產業輸出必能在越南開花結果。