「開啓、茁壮、展望、跨越」と題した創刊40周年記念茶会は、外交部の柯森耀･政務次官の司会の下、馬英九総統、文化部、僑務委員会、交通部観光局の代表、そしてインドネシア、タイ、ベトナムの駐華代表が出席して執り行われた。この他に、出版業界や芸術文化関係者、「光華」の歴代編集長も招かれ、盛大で心温まる会となった。

馬英九総統は式辞の中で、自身も海外留学中に留学生の刊行物を編集したことがあるが、とても「光華」にかなうものではなかったと述べた。「『光華』は海外では『豪華な』雑誌と言え、文章もデザインも一流で、各界の好評を博してきました」。総統は、不惑の年を迎えた「光華」が、今後も読者の疑問や迷いを解く存在であってほしいと期待を語った。

40年前に「光華」の創刊を後押しした、元行政院新聞局長で現在は総統府資政（顧問）の丁懋時氏は、「光華40年を振り返る」という短編フィルムの中で、当時、蒋経国･行政院長の命を受けて「光華画報雑誌」を創刊した経緯を語り、「光華」が常に時代とともに成長してきたことを称賛した。丁懋時氏は自らパーティにも出席し、声援を送ってくださった。

「光華」編集長の彭蕙仙（一番右）に伴われ、馬英九総統も「時代の旅――光華歴年写真展」を鑑賞した。後ろは外交部の柯森耀政務次官（一番左）と史亜平常務次官（左から3人目）。

時代を旅する

1976年1月創刊の「光華」は、情報の限られた憂患の時代に、政府のリソースを得たため、文章も写真も質が高く、「最も政府刊行物らしくない政府刊行物」と称賛された。また台湾では数少ない中国語･英語の対照訳という形で内外で発行された。「光華」は世界に開かれた台湾の窓であり、海外留学中の人々にも愛された。

世界に知られる映画監督のアン･リー氏は、「光華」は、米国留学中の最も純真な頃の記憶と結びついていると語る。公益平台基金会の厳長寿董事長は、「光華」は台湾の貧困から富裕へ、戒厳令から民主主義への重要な転換点を見守ってきたと指摘した。また、ラジオパーソナリティの陶暁清氏は、かつて「民風楽府」がアメリカ東海岸へ公演に行った時、「光華」の記者が同行取材したことを昨日のことのように覚えており、その時の「光華」は大切な宝物だと語った。

パーティ会場では「時代の旅――光華歴年写真展」も開かれた。1年1テーマという形で、40年分、40枚の写真と記事を厳選した展示は、まさに台湾のこの40年の縮図である。国家の発展と社会の成長の軌跡がそのまま見て取れ、「光華」が時間の大河の中でとらえてきた台湾の姿は、この40年を振り返るのに最もふさわしい。

馬英九総統（中央）、丁懋時･総統府資政（左から4人目）、外交部の柯森耀政務次官（左から3人目）、令狐栄達（左から2人目）、史亜平常務次官（一番左）と東南アジア各国の駐華使節が、ともに「光華」インドネシア語版、タイ語版、ベトナム語版の創刊発表式に列席した。

東南アジア版のスタート

「光華」創刊40周年を祝賀し、これまでの歩みを振り返ると時、さらに重要なのは将来を展望することであろう。

かつて「光華」が台湾の雑誌として初めて海外取材を敢行し、我が国の農耕隊が友好国で活動する様子を伝えたように、今後は地域統合という新たな趨勢を見据え、東南アジア諸国との文化交流を進めていくために、再び台湾の雑誌として初めてインドネシア語版、タイ語版、ベトナム語版を発行した。今回のパーティでは、馬英九総統とインドネシア、タイ、ベトナムの駐華代表を招き、ともに創刊発表会を執り行った。

心温まるパーティでは、台湾と東南アジアの音楽や芸能も披露された。まず、台湾の女性デュオ南方二重唱の「夢田」と「秋蝉」の歌声で幕を開け、ベトナム出身のアニーによる台湾オペラ演唱、インドネシアの竹製楽器アンクルンの演奏、そしてタイの格闘技ムエタイも披露された。

これまで歩んできた歳月を振り返るとともに、新たに東南アジアの3カ国語バージョンも創刊した「光華」は、これからも文化外交に新たな時代を開いていく。

パーティでは、南方二重唱の演唱、ベトナムから嫁いできたアニーの歌仔戯、インドネシアの竹製楽器アンクルンの演奏、それにタイのムエタイなども披露された。

パーティでは、南方二重唱の演唱、ベトナムから嫁いできたアニーの歌仔戯、インドネシアの竹製楽器アンクルンの演奏、それにタイのムエタイなども披露された。

パーティでは、南方二重唱の演唱、ベトナムから嫁いできたアニーの歌仔戯、インドネシアの竹製楽器アンクルンの演奏、それにタイのムエタイなども披露された。

パーティでは、南方二重唱の演唱、ベトナムから嫁いできたアニーの歌仔戯、インドネシアの竹製楽器アンクルンの演奏、それにタイのムエタイなども披露された。

「光華」のインドネシア語版、タイ語版、ベトナム語版が新たに誕生した。