大自然の豊かな営み ――玉山瓦拉米を行く

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2017 / 11月

文・鄧慧純 写真・莊坤儒 翻訳・山口 雪菜


台湾鉄道の普悠瑪(プユマ)号に乗って花東縦谷を南へ向かい、花蓮県の玉里駅で降りる。そこから車に乗り換えて台30号線のアスファルト道路が終わるところまで行き着くと、その先は泥と砂利が混じった瓦拉米(Walami)歩道(トレイル)である。

ここから先の山林は玉山国立公園の東部園区に属する。かつてはブヌンの人々が暮らし、狩猟をする重要なエリアだった。日本統治  時代には、この山の中で先住民族による壮烈な抗日事件も発生した。ここはまた「クロクマのお母さん」と呼ばれる黄美秀が、十数年に渡ってタイワンツキノワグマを研究した大分地区のナラ林がある地域でもある。これまで数えきれないほどの学者が、この一帯で生態や自然、歴史を研究してきた。玉山への千里の道も、ここから始まる。


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