創作は修行—— 虚と実に悟りを得る 黄承遠の絵画の世界

:::

2017 / 3月

文・黃立琦 写真・黃承遠 翻訳・久保 恵子


10歳のころから画家を志した田舎の少年は、台北に進学し、思いがけずも留学することになった。海の向こうのアメリカで異文化の洗礼を受けてから、台湾に戻ると今度は理想と現実の間で葛藤することとなった。だが、その作品、「獅子吼」「躁進(進歩を焦る)」「咖啡(コーヒー)」「抱擁」から、不思議な世界に入っていった「神・画」シリーズまで、長い道のりを歩き、生の探求を続けてきた彼の歴史は、芸術家としての鍛錬の証でもあった。現代抽象絵画の表現と東洋の水墨美学を巧みに融合させ、独自のスタイルで近年は国際的に注目されている台湾の中堅画家・黄承遠は、絵画に鍬を入れる農夫であり、田を鋤いていく画家でもある。


請登入 瀏覽全文

《現在申請加入會員完全免費,並可免費查看光華雜誌歷年文章》