台湾から世界へ

産官学が力を合わせ 台湾アニメと世界をつなぐ
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2019 / 2月

文・陳群芳 写真・國立臺北藝術大學動畫學系提供  翻訳・山口 雪菜


秋になると、台湾のアニメ業界は気ぜわしくなる。台中国際アニメ博覧会、台湾アニ カップ、関渡国際アニメフェスティバルなどが相次いで開催されるからだ。これらは優れた作品や人材のための舞台であり、観客にも新たな視野をもたらす。また、政府文化部もさまざまな支援計画を打ち出し、創作者のサ ポートに力を注いでいる。


秋の日の午後、新北市板橋の台湾芸術大学映画学部から拍手が聞こえ、作者が日本語や中国語で創作理念を語っている。台湾アニカップが開催されていたのである。

日本とのアニメバトル

台湾チームと日本チームがそれぞれ短編アニメを5本ずつ用意して、1作品の上映が終わるごとに観客は5秒間の拍手でそれを評価する。続いて相手チームの作品が上映され、どちらが優れているか決めるのである。1ラウンドが終わるごとに、両チームは作品のコンセプトを説明し、続いて審査員が蛍光棒を挙げて投票する。青い蛍光棒は台湾、赤は日本である。審査員の票と観客の拍手の大きさで得点がつけられ、結果はすぐその場で発表される。

観客にとって、これはユニークな観賞経験であり、さまざまなテーマの実験的なアニメを楽しむことができる。

このCGアニメバトルは1989年に日本で始まったが、当時は日本国内だけで募集していたので台湾ではあまり知られていなかった。この面白いコンペティションを台湾に導入したのは、台湾未来影像発展協会の林瑋倫会長だ。長年日本に暮らしてきた彼は、2012年に京都府が中心となって行なうKYOTO CMEXの委託を受け、CGアニメコンテストの初の国際大会開催に協力したことがきっかけとなった。

当初は日本とデンマークの2ヶ国のみによるコンテストだったが、林瑋倫が台湾オリジナルの短編アニメを5作品集め、台湾アニカップを開催することとなった。2014年、林瑋倫は機が熟したのを見て、日本のCGアニメコンテスト主催機関からライセンスを得て、「台北国際デジタルコンテンツ交流会」が開催される期間に合わせ、日本の『進撃の巨人』プロデューサーである中武哲也氏とアニカップ創設者の鎌田優氏を審査員に招き、第1回台湾アニカップを成功させたのである。

台湾アニメを世界に

コンテスト形式ではあるが、目的は国際交流である。これまでの審査員を見ると、日本のアニメ監督やプロデューサー、米国ピクサー・アニメーション・スタジオのキャラクター・デザイナーなどが名を連ね、経験を分かち合う講座なども開かれ、国際協力の機会ももたらしている。

「誰もやろうとしないことをやるだけです」と林瑋倫は言う。アニメは林瑋倫の夢だが、日本の専門学校の学費は高いため、彼はデザイン学科に進んだが、アニメへの情熱は失っていない。

アニカップの他に、2016年から林瑋倫は日本の東京国際映画祭と台湾駐日文化センターと協力して、東京国際映画祭において「東京台湾未来電影ウィーク」を開催している。アニメを含めた台湾のオリジナル作品を海外で上映し、台湾の監督を日本に招くなどして交流を深めている。

長編映画に比べると、短編フィルムの創作者の多くは孤軍奮闘しているので、林瑋倫はそうした人々の露出度を高めたいと考えている。台湾未来影像発展協会の連合応募システムを使って作品を応募しさえすれば、同協会と協力関係にある30余りの映画祭機関にも応募したこととなり、創作者が一つひとつ申請する時間を削減できる。「効率よく台湾の作品を世界に送ります。台湾の優れた創作力が大学卒業とともに止まってしまわないよう、世界にアピールしたいと思います」

関渡平野のアニメフェスティバル

台湾未来影像発展協会は、台湾の作品を世界に届けようとしている。一方、関渡国際アニメフェスティバルは、台湾が世界の創作者のために設けた舞台である。

台北芸術大学アニメーション学科が主催する関渡国際アニメフェスティバルは2011年にスタートしてすでに8回を数える。世界中から作品を募集しており、応募件数は年々増加している。2018年には89ヶ国から2200を超える作品が集まった。「応募件数の多さからも、すでに世界的に有名なフェスティバルになっていることがわかります」と、フェスティバルの総監督で台北芸術大学アニメーション学科主任の史明輝は言う。

応募された作品は、同学科の教員たちが幾度も審査選考を重ね、最終的に83作品がコンペティションに参加、54作品がコンペティション以外の一般上映となった。

アニメにはキャラクターが必要だが、史明輝はこの概念をフェスティバルにも取り入れ、関渡の英語であるKuanDuからKuanDogという犬を生み出してフェスティバルのイメージキャラクターにし、KuanDog賞を設けた。

アカデミー賞を受賞したアニメーションの多くが、それより前に台北でKuanDog賞を受賞しているため、史明輝は、同賞をアカデミー賞の前哨戦だと言って笑う。例えば、2016年に『ベア・ストーリー』でアカデミー賞最優秀短編アニメに輝いたチリのガブリエル・オソリオ監督にとって、初めての受賞は2014年のKuanDog賞だった。その後、彼は他の国際映画祭でも受賞し、最終的にアカデミー賞を取ったのである。2016年に関渡国際アニメフェスティバルに招かれたガブリエル・オソリオ監督は講演で、「まるで実家に帰ってきたようで、非常に大きな意義があります」と語った。

映画祭は世界に台湾をアピールすると同時に、台湾の観客に世界の作品を見せる場でもある。関渡アニメフェスティバルではエントリー作品を上映する他、海外のキュレーターに企画を依頼したプログラムも行なわれる。今回はイギリスのブリティッシュ・アニメーション・アワードのノミネート作品が上映された。

アニメの種をまく

「国内市場は小さく、アニメには企画から制作まで非常に長い時間がかかりますが、投資家は一年で資金を回収したいと考えるため、出資する人が非常に少ないのです」と、自らもアニメ監督である史明輝は語る。このように台湾のアニメ制作は非常に困難だが、彼は諦めようとはしない。「台湾アニメは40年来、輝かしい成果を上げてきたとは言えませんが、だからといって若い世代を育成しないことはありません。景気が悪く、状況が良くないからと言って育成しなければ、将来どこに人材を求めればいいのでしょう」

「児童アニメキャンプ」はアニメフェスティバルから派生した教育活動だ。台北芸術大学アニメーション学科の教員と学生が、厳選した短編アニメをもって僻遠地域の小中学校で上映し、ワークショップを行なうというものである。「台湾の子供たちは幼い頃から日本やアメリカのアニメを見て育っており、高校や大学のアニメサークルはほぼ日本アニメ一色です。しかし、他の国にも実験的な優れた作品があり、違うタイプの作品にも触れてほしいのです」と史明輝は言う。

子供たちには多くの国のオリジナルアニメを見てもらい、それから粘土や切り絵、手描きなどもアニメの素材になることを理解させ、興味を持ってもらう。「アニメとは何か、どう作るのかを知り、その多様性や国際性を知ることができます。この種が芽を出すかどうかは分かりませんが、子供たちは贈り物を手にしました。あとは天に任せるだけです」と史明輝は言う。

文化部による多様なサポート

ひとつのアニメを制作するには、物語やキャラクターの設定といった企画段階で数えきれないほどの議論を重ね、物語の雛形が形成されてからようやく制作段階に入るが、その制作にも大量の人手が必要となる。こうした高コストのアニメ産業について政府文化部の丁暁菁次官は「文化部としては、投融資と補助金のダブルトラックが重要だと考えています。補助金だけに頼るのでは産業として育成できません」と言う。

これまでアニメ対象の補助金の多くは映像制作に集中していたが、作品の魅力において物語や脚本も非常に大きな役割を果たすため、文化部では2018年からACG(アニメ、コミック、ゲーム)産業育成計画をスタートさせた。アニメ制作では、前半の作業に資源を投入し、企画段階の質を高めるためのサポートに力を入れる。

この他に、創作者には銀行との交渉を学んでほしいと丁暁菁は考えている。台湾はコンテンツ産業に対する政府の多様な補助制度があるが、他の国は実はそうではない。例えば『君の名は。』を世界中で大ヒットさせた日本の新海誠監督は、実は16年にわたって無名の時代を過ごしてきた。

その間、新海誠監督が日本の政府部門から受けた助成金は500万円のみで、主な製作費は、彼が所属する会社の社長が企画案をもとに銀行から借り入れた資金だった。作品が上映されて興行収入が入ると、その中から銀行に返済しており、収支は差し引きゼロの状態だった。だが、銀行から借りては返済するということを繰り返すことで、新海誠の与信限度額は上昇していき、制作費を得続けることができたのである。

台湾ではこうした無形資産への融資審査の制度が整っておらず、この点を強化していく必要がある。文化部の「文化コンテンツ産業投融資専業協力弁公室」は2018年、初めて創作者が制作委託契約をもって銀行から回転資金の融資を受けるのに協力した。それまで銀行では契約書に価値があるとは考えていなかったが、コンテンツ産業における委託契約は完成の保証に等しく、企画段階の回転資金を貸し付けるだけで、作品完成後には必ず返済を受けることができるのである。

産業の努力と政府のサポート

政府の補助金制度は時に諸刃の剣となる。より多くの優れた作品の制作に協力することが目的だが、創作者が政府の補助に依存してしまうと、市場から淘汰されることとなる。いかにして国際レベルの質の高い作品を作り、さらに政府が提供する補助制度をうまく利用するかが重要なのだ。

文化部では、コンテンツ産業のブランド識別度の確立にも力を注ぎ、政府科技部と共同で「台湾デジタル・アセット・ライブラリー」を構築した。台北101などの代表的観光スポットや、今はない中華商場などの歴史的建築物をデジタルで3Dモデルにするもので、創作者はこれらを背景にすることでフィールドワークに費やす時間やコストを削減できる。また、こうして創作された作品から生まれる空間美学やビジュアルも台湾ブランドの文化的特色となる。

優秀なアニメには舞台が必要であり、国内の観客の支持も求められる。その蓄積が創作者の養分となり、観客の視野をも広げてくれる。作品と市場があってこそ、台湾アニメはより遠くへと歩んでいけるのである。

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立足台灣.望向世界

產官學為動畫搭橋

文‧陳群芳 圖‧國立臺北藝術大學動畫學系

每年入秋,台灣動畫圈就開始蠢蠢欲動,台中國際動畫影展、台灣動畫盃、關渡國際動畫節相繼登場,為優秀的作品與人才搭建展示舞台,也給觀眾全新的動畫視野;另一方面文化部透過各式的支持計畫,希望成為創作者最有力的後盾。在多方的耕耘下,台灣動畫產業逐漸開枝散葉。


秋日午後,板橋台灣藝術大學電影院裡傳來觀眾熱烈的掌聲,隨即聽見創作者分享作品理念,除了中文竟也有日語,入內一看,原來是台灣動畫盃的比賽現場。

台日動畫輪番上陣

由台灣隊與日本隊各準備5支動畫短片,每部作品放映結束後,觀眾有5秒的時間以掌聲評分;接著,另一隊則在看完對手影片後決定以哪部作品迎戰。每一局放映後,會先請兩隊分享創作理念,接著由評審現場舉起螢光棒投票,藍色代表台灣,紅色代表日本。以評審票數和觀眾掌聲評比來判定分數,比賽結果立刻知曉,場面緊張又有趣。

對現場觀眾而言,不只是種獨特的觀影經驗,更可以看到許多題材有趣、手法新穎且具實驗性的動畫作品。像是本屆台灣隊的參賽作品之一《小羊貝禮》,講述一隻在人類世界找工作的小羊,如何在求職過程中表現自己的不凡。

短短4分鐘的影片,觀眾笑聲不斷。優秀的貝禮因為是隻羊而受到不平的對待,一度心灰意冷地跑去吃草,最後卻因為發現癌症藥物的關鍵序列而獲得諾貝爾獎。故事雖然虛構,但既好笑又勵志,贏得整場熱烈的掌聲。

這樣有趣的動畫盃PK賽,源自於日本,1989年起已有30年歷史的動畫競賽CG 動漫大賽,由於只對日本國內徵件,台灣少有人知。而一手推動這樣有趣盛事的,是台灣未來影像發展協會會長林瑋倫。旅居日本多年的他,2012年受日本京都政府主導的京都數位內容產業聯合Kyoto CMEX的委託,協助舉辦CG動漫大賽的首次跨國PK賽。

原本是只有日本與丹麥兩國的比賽,林瑋倫居中牽線,找了5支台灣原創的動畫短片共同參與,為台灣動畫盃揭開序幕。2014年林瑋倫見時機成熟,在取得日本CG動漫大賽主辦單位授權,趁著協助台北電腦工會舉辦「台北國際數位內容交流會」的機會,邀請日本動畫《進擊的巨人》製片中武哲也與CG動漫大賽創辦人鐮田優來台擔任評審,促成第一屆的台灣動畫盃。

將台灣動畫送往國際

雖名為競賽,但意在促成台灣動畫創作者與國際交流。攤開歷屆評審名單,有日本動畫導演、製片、美國皮克斯動畫角色設計師等,並舉辦講座,分享他們動畫製作與發行的經驗,希望藉此促成國際合作的機會。

問起林瑋倫為何想做台灣動畫盃,他笑笑地說:「沒有人想做的事我來做。」動畫曾經是林瑋倫的夢想,可是日本的專門學校學費昂貴,只好改念構想設計,但他從未忘卻對動畫的熱愛。

除了回台舉辦台灣動畫盃,2016年開始林瑋倫也與日本東京國際電影節、台灣駐日的文化中心合作,在東京國際電影節舉辦「東京台灣未來電影週」。將包含動畫在內的台灣原創影像帶到海外放映,並邀請台灣導演至日本分享,促進雙方交流。

林瑋倫認為,相較於長片的資源充足,短片創作多是單打獨鬥。不論是影像或動畫,林瑋倫希望增加短片創作者的能見度,只要投稿到台灣未來影像發展協會的聯合徵件系統,就等於投遞了與協會結盟的三十多個影展單位的參加機會,大幅節省創作者處理報名程序的時間,「希望以軍隊全包式、有效率地將台灣作品送往國際。台灣優秀的創作能量不能止步於大學畢業,應該讓世界多看看台灣。」

誕生在關渡平原的國際影展

台灣未來影像發展協會將台灣的動畫作品帶向國際;關渡國際動畫節則在台灣為全球的創作者搭建展示的舞台。

由臺北藝術大學動畫學系主辦的關渡國際動畫節,自2011年起已經舉辦8屆,徵求來自世界各地的動畫作品。隨著名聲遠播,徵件數量逐年攀升,本屆(2018)收到來自89個國家,超過2,200部的作品報名,「儼然已是世界知名的國際動畫節。」影展總監暨臺北藝術大學動畫學系主任史明輝表示。

經過系上老師們無數次的討論與交叉評選,最後選出83部競賽作品及54部觀摩片,並在動畫節期間放映。其中有不少已獲得國際獎項的作品,例如甫獲得安錫動畫影展評審獎,克羅埃西亞導演Veljko Popovic的《Cyclists》,讓觀眾在台灣就能一睹國際優秀作品的風采。

做動畫要創角色,史明輝也將這概念放入關渡國際動畫節,取關渡的英文KuanDu諧音為Kuan Dog,以關渡狗作為動畫節的形象,設計主視覺與周邊布置,並在第三屆開始頒發關渡狗動畫獎項。

關渡國際動畫節放映的作品不僅有量更有質,許多影片在入圍奧斯卡前,都曾在台灣獲得關渡狗動畫獎,因而被史明輝笑稱是奧斯卡的前哨站。例如以《Bear Story》獲得2016年奧斯卡金像獎最佳動畫短片的智利導演Gabriel Osorio,他在2014年獲得的關渡狗動畫獎是第一座獎,之後陸續在其他國際影展獲獎,最後得到奧斯卡。2016年Gabriel Osorio受邀在關渡國際動畫節演講時表示,「就像是回娘家,意義非凡。」

透過辦展讓世界看見台灣,也讓觀眾放眼國際。動畫節除了放映徵件作品,還有數個國際影展單元,邀請國際策展人安排精采節目,像是本屆的「英國動畫獎」單元就精選了最新發布的英國動畫獎得獎與入圍作品;「捷克國際動畫影展」、「波蘭O!PLA動畫節」也都放映了與國際展會同步的精彩作品。

撒播動畫種子

「內需觀眾少,動畫的籌備期長、拍攝期更長,但投資人希望一年就回本,使得動畫電影的投資風氣不興。」本身也是動畫導演的史明輝道出在台灣從事動畫創作的艱難。即使如此,他仍從未想過放棄。「台灣動畫40年來也許沒有很輝煌的成績;但不會因此不用培育下一代,如果因為景氣不好、狀況不好所以停止培育,將來動畫電影風氣起來,要去哪裡找人才?」

兒童動畫營便是動畫節衍伸的深耕教育,由系上師生帶著從影展裡精選的動畫短片到偏鄉國中小播映,並舉辦動畫工作坊。史明輝認為,「台灣的孩子從小看的動畫多來自美國和日本,高中大學的動漫社團也都是日式,但其他國家也有很好的實驗型創作,不應侷限在某些類型。」

讓孩子欣賞來自各國的原創動畫,了解黏土、剪紙、手繪等都可以是動畫的媒材,從小給他們動畫的興趣和觀念,「動畫是甚麼?怎麼做?動畫的多元性與國際性,廣度有多廣。對我們而言就像是一顆種子,會不會長不知道,但孩子已經收到這份禮物,剩下就看老天怎麼帶了。」史明輝表示。

文化部的多面向協助

一部動畫的問世,在前期故事構想、角色美術設定等企劃階段,需經過無數次的討論構思,完成故事雛型才有機會進入製作階段,投入大量人力成就一部優秀作品。面對動畫產業的技術密集與高製作成本,「部裡有個很重要的思維就是投融資和獎補助要雙軌,純粹靠補助沒有辦法催生產業。」文化部次長丁曉菁說。

過往動畫的補助多集中在影片的製作,但故事的豐厚、文本的紮實卻是影響作品能否吸引觀眾的重要關鍵,於是文化部在2018年啟動前瞻計畫來扶植ACG(動畫、漫畫、遊戲)產業。在動畫製作的前期就導入資源,支持創作者把企畫案的質量做好。

另一方面,丁曉菁也鼓勵創作者學習與銀行打交道。相較於台灣對內容產業補助的多元,其他國家的補助其實很少。她以日本動畫創作者新海誠為例,前幾年他的作品《你的名字》在全球賣座,但一般人鮮少知道的是,新海誠這一路走了16年才終於被大家看見。

這麼多年來新海誠只拿過日本政府500萬日幣的補助,資金主要來源都是他的社長拿他的案子跟銀行交涉借錢,等作品完成後再將市場上回收的資金償還銀行,而且每次都剛好打平。因為有借有還,慢慢累積新海誠的信用額度,讓他能持續有資金從事創作,他的才華經不懈地努力終於被世人看見。

在台灣,這種無形資產鑑價的制度還很罕見,需要大家開始累積成為正向循環。去(2018)年文化部「文化內容產業投融資專業協力辦公室」就協助創作者首次以委製合約,成功向銀行取得周轉資金。過往銀行覺得合約沒有價值,但在內容產業裡委製合約就是完工保證,銀行只要協助前期的資金周轉,待作品完成後,合約方就會撥款,是一定可以拿到錢的。

產業當主力,政府作後盾

政府的輔助機制有時就像是兩面刃,美意是希望協助創作更多優秀的作品,但當創作者只依賴政府補助時,勢必會被市場淘汰。如何讓作品達到國際品質,再善用政府提供的輔導機制,才是長遠的基礎。

林瑋倫也以自身參與日本內容產業活動辦理的經驗分享:日本舉辦大型活動是由政府號召產業組成執行單位,資金大多由民間企業支持,僅少部分政府補助。因為每分錢得來不易,所以會謹慎運用,盡力把活動辦好。一來避免官商勾結的詬病,二來敦促產業茁壯,才能對產業發展有實質影響。

為讓台灣的動畫作品能連結國際,除了將動畫角色集結參加國際展會外,文化部也積極建立內容產業的品牌識別度,簡而言之就是讓國際看見具有台灣味的作品。文化部與科技部合作建立「台灣數位模型庫」,將現存如台北101、淡水紅毛城等代表景點,或已消失的中華商場、菊元百貨等充滿歷史的建物,以數位科技建置3D模型,提供創作者說故事的場域,彷若虛擬的影視基地,大幅降低田野調查的時間與成本。以此創作的作品裡延伸出的空間美學、視覺美學都將成為台灣品牌的文化特色。「我們到處點火、到處設置各式各樣的補助計畫,讓動畫產業能夠多面向的孵化和發展。」丁曉菁樂觀地說。

台灣不乏優秀的動畫作品,除了需要舞台,更需要國內觀眾支持。這些點滴的累積,提供創作者養分,也開拓觀眾的視野,有作品有市場,台灣動畫才能走得更長更遠。                                  

Sketching a Future for Animation in Taiwan

Filmmakers Join Hands with Government and Academia

Chen Chun-fang /photos courtesy of the Department of Animation, TNUA /tr. by Geof Aberhart

Each autumn, Taiwan’s animation world comes alive. With the Tai­chung International Animation Festival, the Taiwan Ani­cup competition, and the ­Kuandu International Animation Festival, it is a time for outstanding animation to shine. Meanwhile the Ministry of Culture provides various avenues of support for creators. Through these efforts, Taiwanese animation has begun to bloom.


On an autumn afternoon, the Taiwan Ani­cup com­peti­tion begins at the National Taiwan University of Arts cinema in Ban­qiao, New Tai­pei City.

Taiwan and Japan take turns

The Taiwanese and Japanese teams have each prepared five short animated films, and after each one is screened the audience is given five seconds to give their judgment in the form of applause. Next, the opposing team chooses which of its films it wants to put up against the one that was just shown. After each round, the teams are invited to share their creative concepts, and then the judges vote with glowsticks, blue for Taiwan or red for Japan. Between the judges’ votes and the audience applause, the results of the competition are quickly deter­mined amid a tense, fascinating atmosphere.

For the audience, it is not only a unique viewing experi­ence, but also a chance to witness a number of interesting, innovative, and experimental works of ­anima­tion.

The head-to-head Anicup finds its origins in Japan, where it has been going since 1989, pitting CG animated works from across Japan against each other. However, with the competing works drawn exclusively from Japan, the competition was little known in Taiwan. The man behind bringing this fascinating format to Taiwan’s shores is Weikalossu Lin (Lin Wei-lun), chairman of the Taiwan Future Films Development Association (TFFDA). Lin spent several years living in Japan, and in 2012 he was invited by Kyoto CMEX (an industry‡academia‡public collaboration for the digital content industry led by the Kyoto City Government) to help organize Kyoto CMEX’s first international CG animation contest.

Originally only entrants from Japan and Denmark were to take part, but with Lin’s assistance, five original Taiwanese shorts were also included, marking the start of what would become Taiwan Anicup.

In 2014, Lin felt the time was right to make his move. With authorization from Project Team DoGA (the competition’s Japanese organizers), and a judging panel that included Te­tsuya Na­ka­take, a producer on the ­anime Attack on Titan, and Yu­taka Ka­mada of Project Team DoGA, Lin launched the inaugural Taiwan Ani­cup.

Taking Taiwanese animation global

While it may look like just a competition, Taiwan Ani­cup is really about the exchange of ideas. Past ­judging panels have included animation directors from Japan and even a character designer from Pixar, and in addition to the competition, there are also talks and chances to share experience. All of this aims to help foster international cooperation.

In 2016, Lin worked with the Tokyo International Film Festival and the Taiwan Cultural Center in Tokyo to organize the “Taiwan Future Short Films Week in Tokyo.” With original Taiwanese animated shorts included on the schedule, it was a chance to bring Taiwanese anima­tion to an overseas audience.

Weikalossu Lin hopes to help boost the visibility of Taiwan’s short film creators, and by inputting their informa­tion into the TFFDA’s joint entry system, these creators are able to have their works submitted to over 30 different festivals. This is a huge time-saver for the creators. “My goal is to effectively and efficiently dispatch Taiwanese works internationally,” says Lin. “The creative energies of Taiwanese creators can’t be left to languish after the end of college. We need the world to see what they can do!”

An international film festival on the Guandu Plain

The ­Kuandu International Animation Festival (KDIAF), organized by the Animation Department at Taipei National University of the Arts, has been held annually since 2011, with the number of entrants growing each time. 2018 saw over 2,200 entries come in from 89 countries. “Evidently it’s become a world-­renowned inter­national animation festival,” says festival director Jack Shih, who chairs the animation department at TNUA.

After numerous discussions among the department faculty, in the end 83 films were chosen to compete for awards and a further 54 were chosen to screen out of competition.

Animation obviously needs characters, and to serve as the mascot of the KDIAF, Shih designed Kuan­Dog. Not only does Kuan­Dog adorn materials about the fest­ival, he has also, since the third festival, served as the model for the awards handed out.

Many films that go on to earn Academy Award nomina­tions have won awards at KDIAF, leading Shih to jokingly call them “Oscar’s advance guard.” The Chi­lean animated short film Bear Story, for example, won the Academy Award for Best Animated Short Film in 2016. Two years earlier, director Gabriel Osorio had won the Best Animated Short Film award for the same film at KDIAF, going on to win similar awards at various international festivals between then and the Academy Awards. Invited back to speak at the 2016 KDIAF, Osorio commented on how much it meant to him and said that it felt like coming home.

In addition to screening submitted films, the festival also works with international curators to organize a variety of spectacular themed sections. The most recent festival, for example, included a section focused on the British Animation Awards, featuring a number of nom­in­ees and winners from the 2018 awards.

Sowing the seeds of animation

“There’s not a lot of domestic demand for animated films, and it takes a long time to prepare them and even longer to shoot them. And with investors usually looking for returns within a year, animated films don’t look like a good investment to them.” This is one of the big challenges facing Taiwanese animation, says Shih, himself a director of animated cinema. Even so, giving up has never occurred to him. “If we just stop developing talent because the economy isn’t good or conditions look bad, then where are we going to find that talent when things pick up?”

Animation camps for children are one way of setting down educational roots for the form. Led by students and faculty from TNUA, children from rural elementary and junior high schools have the chance to participate in workshops and watch a selection of shorts from the KDIAF. “The animated works that Taiwanese kids watch mostly come from America and Japan,” says Shih. “The animation clubs in senior high schools and universities overwhelmingly focus on Japanese-­style works too, but we shouldn’t limit ourselves to just those kinds of things. Other countries also produce great experi­mental animation!”

Exposing children to original animation from around the world, and to forms from claymation and paper cutout animation to hand-drawn cartoons, is one way to help them develop an appreciation for and interest in animation. “We see it as like planting seeds,” says Shih. “We don’t know if they’ll necessarily grow, but we’ve given the kids this gift, and now we just have to see what happens.”

A helping hand from the Ministry of Culture

The birth of an animated film involves many discussions and much brainstorming in the planning phase, only entering the production stage once a basic storyline has been developed. From there, a massive amount of manpower needs to be invested in creating an outstanding film. Faced with the technology-intensive nature and high production costs of the animation industry, “the ministry considers it very important that we have a two-track approach, offering help both through investment and financing, and through grants and subsidies. Grants alone will not drive the creation of a real industry,” says Deputy Minister of Culture Ting Hsiao-­ching.

In the past, subsidies for animation mostly focused on production, but a strong story and good writing are the real keys to drawing in audiences. With this in mind, in 2018 the Ministry of Culture launched a “forward-­looking development plan” of its own for the animation, comics, and gaming industries. By investing resources at the preproduction stage, the ministry aims to help support creators in preparing better-quality work.

At the same time, Ting also encourages creators to learn to deal with banks. Compared with most other countries, Taiwan offers an unusually large range of government grants to the content industry. Take a look at Japan. A couple of years ago animator Ma­koto Shin­kai broke out with the box-office hit Your Name, but few among the general public realize that this came only after his having toiled in the industry for some 16 years.

Throughout that whole time, Shin­kai received a total of only ¥5 million in grants from the Japanese government. His main source of funding was bank loans that his boss helped him secure, which had to be repaid from earnings after each work was completed. He barely broke even each time. All of this borrowing and repayment helped Shin­kai gradually build his credit score, which ensured he could continue to secure funds for his work.

In 2018, the Ministry of Culture’s Office of Professional Assistance in Cultural Investment and Financing began helping creators successfully obtain working capital from banks through a commissioning contract system. In the past, banks felt that contracts with creators had little value, but in the content creation industry, such contracts function as guarantees of completion. If banks can provide assistance with working capital in the early stages, then once the film is finished they will get their money back.

Business in the front, government in the back

Government grants can be a double-edged sword, though. While they come with the good intention to help creators do better work, if creators become overly reliant on them, then they will almost surely find themselves left behind by the market. The issues that need to be addressed to lay the foundation for long-term success are how to create world-class films and how to make the best use of government support mechan­isms.

To help actively establish brand recognition for Taiwan’s content industry, the Ministry of Culture has worked with the Ministry of Science and Technology to create the “Taiwan Digital Asset Library.” The library includes digital 3D models of landmarks like Taipei 101 and historical sites like the now-demolished Zhong­hua Market. These are provided to creators to help them set out virtual shooting locations, greatly reducing the cost in both time and money of scouting and studying locations. These assets will help create a distinct­ively Taiwanese brand of spatial, visual, and cultural aesthetic.

Excellent animation needs a platform to be seen and an audience to support it. Only with both good films and a good market can Taiwanese animation look forward to a bright future.               

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