初年度の内容は、経済発展と国民生活の紹介の他に、当時大々的に推し進められていた「十大建設」が中心であった。
その中で、中国造船公司高雄造船所の建設は昼夜を違わず続けられ、当初の予定より早い1976年6月1日に竣工した。また、当時台湾省政府が開発を進めていた台中港も同年10月31日に開港の運びとなり、我が国の対外貿易における重要なマイルストーンとなった。
1970年代、台湾経済は急速に成長し、農村から多くの人が都市部に移り住むようになり、各大都市圏では新たな都市計画が始まった。商工業の発展によって交通への需要も高まり、当時建設中だった中山高速道路の台北-中壢楊梅区間がこの年に開通する。台湾の南北を結ぶ全長373.4キロ、37のインターチェンジと10カ所の料金所を持つ高速道路は、1978年に全線開通した。
「光華」はその後数年にわたって、当時並行して進められていた十大建設を重点的に取材し報道してきた。これによって雑誌の内容はより豊富になり、世界の華人に中華民国の発展の実力を伝えてきたのである。
十大建設のうち6項目は交通運輸建設、3項目は工業建設、1つはエネルギー関連である。
十大建設のうち6項目は交通運輸建設、3項目は工業建設、1つはエネルギー関連である。
十大建設のうち6項目は交通運輸建設、3項目は工業建設、1つはエネルギー関連である。