>
先住民族の波の家
文・莊坤儒 写真・莊坤儒 翻訳・山口 雪菜
9月 2018
今年初め、台東市の著名な観光スポットである鉄花村の隣りに不思議な形の建物が出現した。TTStyle原創館である。これは50のコンテナを組み合わせた波型の屋根を持つ建物で、先住民族の特色を生かしたショップやレストラン、バーなどが入っている。台東を訪れたらぜひ訪れたい新スポットだ。
Makersを育てる未来産房
3Dプリントに熱中している林祐澂は、使われずに放置されている公共の建物などに自分の理想の工房を持ちたいと考え、あちこち奔走していた。そんなある日、たまたま台湾創意設計中心(台湾デザインセン......
忘れられないスーパー教師の授業
今年もホウオウボクの花が美しい卒業の季節がやってきた。卒業生たちは学校のどんな思い出を胸に新しい道を歩み始めるのだろう。クラスメートとともに頑張り、一緒に笑った思い出もあるだろう。一部の生......
ソーシャル・イノベーションを試みる好伴駐創
2013年12月、台中の2人の若い女性――邱嘉縁と張珮綺は台中市旧市街地の古い建物を改装してシェアスペースを設け、「好伴駐創(Happen)」と名付けた。ここをソーシャル・イノベーション実......
デジタル産業の起業をサポート――CLBC
台北の慶隆商社(CLBC)は、現在のところ台湾で最大規模、純粋にビジネスモードで運営しているコワーキングスペースである。 総経理の林育正によると、CLBCはシリコンバレー路線のコワーキング......
台湾東海岸
自転車で行く台11号線
海岸山脈を間に挟み、中央山脈と太平洋に囲まれた花東地区(花蓮県と台東県)は、昔から台湾の「後山」と呼ばれ、その地理的環境から大自然に抱かれてきた。またここは、外から来る人々を受け入れている......
台湾一の女神——媽祖の祭り
旧暦の3月、台湾各地で年に一度の媽祖の祭典が行なわれる。多くの廟の媽祖が「進香」のために廟から出ると、通りでは住民がこぞって神輿をお迎えし、信者と触れ合う。中でも台中の大甲媽祖と苗栗県通宵......
徐家の栄光と継承
台湾剣道の発展
剣道に言う「一本」とは、有効な打突による得点だが、より深い意味では気勢、気迫と竹刀さばき、体さばきが一体となり、完璧な一撃を生み出すことである。これを気剣体の一致と言う。 台湾の剣道は日本......
開港百年を迎える南方澳に 新たな文化と自然の輝きを
開港百年を迎えつつある古い漁港――南方澳は、今や大きな転換期に直面している。沈みゆく夕日のように、往年の輝きの名残りを華やかな色彩とともに放ち、やがて夜のとばりが落ちるのを待つ。だが夜は再......